
2020年4月7日、秋田県庁で行われた秋田米新品種「秋系821」のマスメディア向けキックオフイベントに参加してきました。
そこで「秋系821」の試食をさせていただいたので、味の感想をまとめたいと思います。
また、「秋系821」はネーミング案を募集しています。応募方法や応募規定なども詳しくまとめていきます!
なんとネーミング案が採用されると…
100万円がもらえます。
- 「秋系821」の特徴
- ネーミング案募集について
- 「秋系821」を試食した感想
目次
「秋系821」の特徴は?どんなお米?
秋田米新品種「秋系821」のマスメディア向けキックオフイベントに招待され県庁へ。
本日〜5/17までネーミング案を募集しています!誠に恐縮ながら、知事を交えた試食もさせていただきました🍚
後でブログ公開します🤤ちなみにネーミング採用されると100万円#秋系821 #秋田米 #新品種 pic.twitter.com/UPSB0GohtQ
— じゃんご@秋田ブロガー・ライター・YouTuber (@jango_hensyu) April 7, 2020
キックオフイベントは佐竹知事のあいさつからスタート。
「ネーミング案募集をプロモーションの一環として展開することで、県民の皆様への関心を高めてもらいたい」と佐竹知事。
じゃんごブログがこのようなイベントに招待されるのは初めてということもあり、スーパーウルトラ腕がなる僕。
ガチガチの地元マスメディアスタッフに圧倒されながら、取材をしてきました!笑
- 秋田県農業協同組合中央会 常務理事 近藤悦応
- 全国農業協同組合連合会秋田県本部 県本部長 山田浩幹
- 秋田県主食集荷商業協同組合 理事長 杉本良成
「秋系821」の試食会では、お米マイスターによる品種説明も行われました。
取材してわかった「秋系821」の特徴は以下の通りです。
特徴① 秋田米の最上位品種!

新品種のキーワードは「地力(ちりょく)」風土と自然、米づくりの歴史のある秋田で育ったお米です。

「秋系821」は、コシヒカリを超える食味を追求した秋田米のフラッグシップ(最上位)品種。優れた食味が特徴で、秋田米の新たな牽引役として期待されています。
また、「秋系821」は愛知県で育成されている「中部132号」と、秋田県オリジナル品種である「秋田97号(つぶぞろい)」をかけあわせてつくられています。

「秋系821」の系譜
特徴② 粒感のあるふっくら食感!

- 白さとツヤが際立つ外観
- 粒感のあるふっくらとした食感
- 上品な香り、かむほどに広がる深い甘み
平成30年産の「秋系821」を一般消費者へ試食調査したところ、香り・粘り・甘みなど含めた6項目すべて「コシヒカリ」を上回る結果となりました。
まさしく”誰も知らない美味しさの頂点”というキャッチコピーがぴったりですね!
「秋系821」は、一粒ひとつぶに「秋田の地力」が詰まった、米どころが自信を持ってお届けするお米なのです。
特徴③ 収量は「あきたこまち」並・高温による品質低下が少ない

精米した「秋系821」

「秋系821」の収量は、「あきたこまち」並。
イネの大凶作をもたらす原因ともいわれいる「いもち病」に強いとされており、高温による品質低下が少ないのが特徴です。
「あきたこまち」よりも出穂期で6日、成熟期で12日遅い晩生種となっています。
また、「秋系821」の食味・品質を確保するべく、作付推奨地域を設定し、技術力の高い生産者に栽培を限定しています。
収穫後は厳格な品質チェックが行われ、美味しいお米が安定的に食卓へ届くようになっています。
ネーミング案募集について
2020年4月7日から5月17日まで、「秋系821」のネーミング案を募集しています。
詳細は以下の通りです。
最優秀賞は100万円!
- 最優秀賞(1名)
賞金100万円+新品種米30kg - 優秀賞(4名)
農林水産品5万円相当+新品種米5kg - 審査員特別賞(若干名)
大館曲げわっぱお弁当箱+新品種米5kg - 秋系821賞(抽選300名)
新品種米2合分
なんと「秋系821」のネーミング案が最優秀賞に選ばれると、賞金100万円がもらえます(すごい!)
さらにいずれかの賞に受賞すると新品種米もついてきます!秋田県の新品種、じっくり考えて最優秀賞100万円を目指したいところです。
応募資格・応募方法など

「秋系821」のネーミング案は専用ウェブサイト、電子メール、郵送、FAX、応募用紙で応募することができます。
- 専用ウェブサイト
コチラをクリック - 電子メール
821name@jeki.jp へ【必要事項】を記載して送信。 - FAX
018-831-0498 へ【必要事項】を記載して送信。 - 郵送(ハガキ)
「秋田のお米名称公募事務局」へ【必要事項】を記載して郵送。
〒010-0001 秋田市中通七丁目1番2-3号 秋田ノーザンゲートスクエア3階 - 応募用紙
応募用紙に記入し、応募箱へ提出。
※応募箱は県庁、地域振興局、銀行、アンテナショップへ設置(100カ所以上)
※お1人様何点でも応募可能。
※その他注意事項は専用ウェブサイトでご確認ください。
ネーミング案募集期間である4月中旬~5月上旬には、県内外の社員食堂や飲食店で「秋系821」を食べることができます。味を確かめてから命名するのもいいですね~♪
ネーミング案の提出は何点でも可能なので、いい案をひらめいた方はすぐさま応募しましょう!
募集要項 | ネーミング案、命名理由 |
---|---|
応募期間 | 令和2年4月7日(火)~5月17日(日)まで |
応募資格 | 年齢、性別、国籍、居住地を問わない |
応募方法 | 専用ウェブサイト、電子メール、郵送、FAX、応募用紙 |
その他 | 該当者が複数名の場合は、受賞者を抽選で決定 |
公式HP |
名称発表はいつ?市場デビューは?
「秋系821」の名称発表は、2020年11月です(予定)
ネーミング案の応募締め切り以降は、一次選考、二次選考が行われます。10月に名称決定(知事)→品種登録出願→発表(11月)という流れになっています。
また、「秋系821」の市場デビューは令和4年と予定されています。
目標とする応募数は5万件。
秋田県民のみならず、「秋田を盛り上げたい!」と思っている方にも参加していただけたら嬉しいです!
「秋系821」を試食した感想
秋田県庁で行われたキックオフイベントでは、「秋系821」の試食会がありました。
なんと私の取材席にも、純白のお米がっ!!

誠に僭越ながら、「秋系821」の試食をさせていただきます…

じゃんご 粒感がすごい。

…大変稚拙な表現で、各マスメディアのみなさんを仰天させてしまいそうですが、粒感が本当にすごい。
と、緊張していた現場で抱いた感想はこれくらいにしておきます(笑)
大丈夫、サンプル米もらったから☆

サンプル米いただきましたありがとうございます!泣
自宅の炊飯器で炊いてみた
そそくさと県庁を後にした僕は、自宅の炊飯器で炊いても”粒感”はあるのか?という疑問を解消することに。
だって県庁で炊いた「秋系821」、もしかしたらめっちゃすごい釜で炊いてたかもだしね!
ということで、自宅で炊飯ジャー。


じゃんご …….



じゃんご 粒感がすごい!(二回目)

皆様に朗報です…「秋系821」は自宅の炊飯器で炊いても粒感があり、ふっくらとしていることが判明いたしました!
何を隠そう、僕の実家も”米農家”なのですが(あきたこまち)、家のお米より一粒ひとつぶの存在感がケタ違い。見た目もそうですが、口の中でしっかりと粒が確認できるほどです。
甘みあり!冷めても美味しい!

キックオフイベント会場で配られたおにぎり
秋田米の新品種「秋系821」は、甘みがやや強めだと感じました。
また、冷めても食味はそのままで、お弁当やおにぎりに使用してもハイクオリティをキープできるお米だと感じました。
まさに、「何杯でもイケる!」お米。
部活の合宿でこのお米が出てきたら、選手たちは嬉しさのあまり飛び跳ねて体作りに専念するのでは?(飛び跳ねはしない)
…ということで今回は、秋田県庁で行われた秋田米新品種「秋系821」のマスメディア向けキックオフイベントレポートをお届けしました。
名称が決まるのも楽しみですが、将来、このお米が多くの場所で愛されることを期待しています!
そして、ネーミング案応募して
100万円獲得したい。