どうもです。じゃんごブログ編集長です。
昨日、秋田のラッパー・羅漢さんをインタビューさせていただきました。そのご縁というかファンでもある私は、この度羅漢さんのワンマンライブへ参戦!
聴く人を圧倒させる力強い歌声を体感できた羅漢ワンマンライブ「野望」秋田公演の様子を徹底レポートです!いざ!!
【レポ】羅漢ワンマンライブ「野望」秋田公演
2018年7月22日(日)、秋田市Club SWINDLEにて行われたワンマンライブ。この日、秋田で一番アツくなれたのはきっと私を含めた羅漢ファンに違いない。
自身初のワンマンライブ
気になる集客率…
「ワンマンライブはいささか不安」と先日のインタビューで語っていました。
果たしてどれくらい人が集まるのか…
連日連夜羅漢紹介記事を書いている私は、なかば運命共同体的なノリで不安になる。
集まって….る?
恐る恐るClub SWINDLEの正面入り口に向かうと、そこには溢れんばかりの
人、人、人ぉぉー!!
脳内でカイジのナレーションが響き渡ったところで、入場。近くにいた羅漢ファンも「こんなに集まるんだぁ~!」と驚いていました。よかったぁ~。
ライブMC部分で集客人数の発表がありました。結果は207名。事務所と約束していた「200人集まらなかったら福島→秋田マラソン」は見事回避でき、ホッとした表情を浮かべる羅漢。
期待されるワンマンライブ
▲ABSラジオ「タマリバ」@tamariba10 より 羅漢が手書きしまくる理由ついてはコチラ
秋田で初となるワンマンライブ。
埋まるライブハウス。
これまで羅漢を応援してきたファンの姿は多種多様。プロジェクトに関わった企業の人、旧友、ブラウブリッツサポーター、ハロオタ、秋田タレント…羅漢自身がこれまで関係をつくってきた人たちが見守る中でのライブでした(たぶん)。
ソワソワした気持ちが抑えられない開始前。全員が秋田のラッパー・羅漢の集大成に期待しているのだ。
私は、笑ったり跳ねたり駆けつけたファンの多さみ涙ぐむ羅漢を期待していた。
セトリのバランス。
私が今回、羅漢ライブをじっくり観れたのはコレアキ2017以来。約1年越しに腰を据えて”羅漢ラップ”を体感した。
そこで一番感じたのは
セトリのバランス
である。
今まで羅漢が有名になるまで、ラップの文化は秋田に浸透していなかった。そんな中、今回のワンマンでは「初見」のファンもいたことだろう。ラップ初心者でも”聴ける”ようなセトリが組まれていたのが印象的。
事実、「狼煙」から始まったワンマンライブは意外なほどに聴きやすいし(声が聞き取りやすいんだと思う)、献身的だ。和太鼓とのコラボは幻想的な空間を演出し、ファンを魅了した。
また、MC部分ではDJ RATSUが繰り出す有名ゲームの効果音や羅漢との掛け合いで会場を湧かせた。
そんな羅漢の気遣いが、多種多様なファンたちを”聴かせる姿勢”にさせたのである。
想いの雨が降り注ぐ
羅漢ラップの真骨頂でもある秋田ラップ。そこにはいつも、むさ苦しいほどのアツさと信念が滾る。とにかく今回のワンマンもアツかった。
こうして文字にすると「羅漢は引くほどアツすぎる秋田のラッパー」のようにマイナスイメージで捉えてしまうかも知れないが、決してそんなことはない。これがスタンダード、これが羅漢なのだ。
幾度もラップで表現される、秋田のこと・自分のこと・ファンのこと…。羅漢の想いをノンストップで浴びたファン(私)は、まるで大曲の花火を見上げた時と同じ笑顔を浮かべたり、目頭を熱くさせたりした。
気がつけば私たちは
”想いの雨”をずっと浴びていたのだ。
キラーソングの存在
いまさらだが、このワンマンライブは盛り上がるのか?という不安を抱いていたのが間違いだった。いまや秋田のラッパーとして成り上がりを決め込んだ羅漢には”キラーソング”が存在しているのだから、そんな心配はお門違いなのだ。
秋田県民を沸かせる「秋田UP」や「8小節ゲーム 秋田ver.」
会場のボルテージを最高潮にさせた、ブラウブリッツ秋田の公式応援ソング「We Are AKITA!!」
アンコールには「秋田人トリセツ」と、羅漢らしさをより引き立てるキラーソングたちがファンの心を揺さぶった。
また、この公演では初公開曲も披露された。
「ここ(秋田)で初めて発表したかった」という羅漢の発言から、いかに秋田を大切にしているかが伺えた。勿論、その曲も最高だった(順次公式発表される)。
さらにサプライズ発表もあった。
ラップ界でも名の知れた「般若」のライブツアー秋田公演(2018/9/8 同会場)にて、羅漢がオープニングアクト枠での出演が決定したのだ。
信頼すること、されること。
▲シャバ駄馬男さん、小玉夕美子さんもライブ参戦。ステージへ上がるサプライズもあった。
MC部分で羅漢が遠方から来ているファンを挙手させると、驚く事に羽後町や大館市から駆けつけたファンであることが判明。車で片道約2時間の道のりを経て羅漢のワンマンライブに参加する…羅漢とファンとの間に信頼関係が構築されていることがわかった瞬間だ。
羅漢はライブの終盤でこう叫ぶ。
秋田のこと
羅漢のことを
これから応援宜しくお願いします!
幾多の苦難を乗り越えてきた羅漢さんが”言えた”のだから信頼できるし、応援できる。
最後に
アイドルでもラッパーでもそうだけど、それぞれストーリーがあり、ドラマがある。私はその出来事一つひとつに泣いたり、笑ったり、夢を共有したりすることを心から望んでいるんだと思う。自分の希望であって欲しいんだと思う。
”三十路から上げる秋田の狼煙”は、これからも広く高く上がり続けると確信している。
羅漢ワンマンライブ「野望」秋田公演
・OA.ダンス
・OA.和太鼓
・狼煙(和太鼓コラボ)
・どっこいしょ18
・Oh Yes
<MC>
・STAY GOLD(ダンサーコラボ)
・ANTI HERO
・秋田UP
・8小節ゲーム
・R.U.N
・あかつき
・Voice
<MC>
・ヤミーチ
・おみやげ
・つなぐ
・センチメンタルウォーク
<MC>
・勝ちに行く
・もし
・ひかり
・レットイットビー
<MC>
・Never Ever
・ミュージック
・We Are AKITA!!
・Some Moon
<アンコール>
・秋田人トリセツ
<MC>
We Are AKITA -another Side-(和太鼓コラボ)
ps.
MCにてじゃんごブログについて触れていただきました。まさかステージ上から「じゃんごブログ」というワードがでるなんて…ありがとうございます(泣)