羅漢×じゃんごブログスペシャルインタビュー<前編>

今回はじゃんごブログでもおなじみ、秋田のラッパー・羅漢さんスペシャルインタビューです。「いつか羅漢さんを取材したい」そんな私の夢が早くも叶いました。

羅漢さんのアツさ。

秋田のアツさ。

大ボリュームで語りつくします!!

 

 

じゃんご:正直めちゃくちゃ緊張していますが、改めてよろしくお願いします(笑)

羅漢:全然そう見えないです(笑)よろしくお願いします。

じゃんご:いつか羅漢さんに直接インタビューしたいなって思ってて、こんなにも早く願いが叶うとは…。よろしくです!!

 

羅漢 と じゃんごブログ

じゃんご:私が初めて羅漢さんをお見掛けしたのが、2017年のコレアキでした。
いざ見たら、言葉のパワーというか、どのジャンルでも伝えづらいものを「ザァーン!」ってダイレクトに伝えてもらったな、と思っています。とにかく衝撃的でした。

羅漢:あざっす(笑)

じゃんご:そこからじゃんごブログで羅漢さんのライブレポート記事を書かせていただいてます。
コレアキ17からファンになって、羅漢さんの記事をいっぱい書いています!

羅漢:そうですよね!じゃんごさん自分の記事めっちゃ書いてる!って思います。「羅漢」で検索するとじゃんごさんの記事出てきますもん(笑)

じゃんご:自分的には羅漢さんのコトを「秋田のアニキ」だと思ってますから!

羅漢:いやいやそんな(笑)それこそ、2017年の終わりに書いていただいた「秋田のお世話になった有名人」に俺も載せてくれて…あれは嬉しかったっすね!ありがたいです!

【2017年】じゃんごブログでお世話になった”秋田の有名人”を紹介します

2017年12月31日

 

アイドルファンを魅了した
コレアキ2017


▲コレアキ2017路上ライブの様子

じゃんご:私が羅漢さんを知ってから、あれよあれよという間に秋田魁新報【電子版】CMに出演したり、ブラウブリッツの公式応援ソングが決まったりと絶好調でした。ブレイクしたな!って思った時はいつ頃ですか?

羅漢:いやーほんとコレアキ2017がきっかけなんですよね。そのイベントで路上ライブもしたんです。それを広告会社の方が見てくれていて声をかけていただいて…って感じです。

じゃんご:私はハロオタ(ハロープロジェクトのファン)なので、正直juice=juiceのライブを見たかったんです。あそこで「謎のラッパー」が登場したときは、大丈夫かなぁ..って思いました(恐縮)。
だけど他に出演してたアイドルの歌詞や特徴などを入れた「自己紹介ラップ」や秋田や自分の想いをダイレクトに届けた羅漢ラップに、ハロオタは完全に心を掴まれましたね。あの衝撃は忘れられません。

【ライブレポ】コレアキ2017前夜祭・ミュージックフェスティバル|Juice=Juiceなど豪華メンバー

2017年5月27日

 

ラップとの出会い

じゃんご:そもそも羅漢さんってなんでラップ始めたんですか?

羅漢:いろんな場所でいってるのが、KGDR(キングギドラ)、特にZeebraさんの影響が多きいです。あと、友達がヒップホップのCDを貸してくれて、いざ聴いてみたら「カッコイイな」って思いましたね。でもその時には「ラップやりたい!」とは思わなくて…。
中学生の頃はGOING STEADYがとにかく好きで(笑)

じゃんご:純粋!!意外です。

羅漢:そうなんです(笑) ゴイステ、めっちゃ聴いてました。

じゃんご:実際にライブステージに立ったのはいつ頃ですか?

羅漢:高校卒業してからすぐです。友達がDJやってて、そこから「俺のイベントで歌わない?」って誘われてやりましたね。めちゃくちゃ盛り上がって快感でした。

じゃんご:すげー。高校からラップやる文化、秋田じゃなかなか考えられないな…って思ってたので…そういう世界があったんですね。

羅漢:自分がラップを始めた時は同世代で流行ってたんですよ~。

じゃんご:時代の流行ですね。私の友達でラップ好きはいなかったので、より羅漢さんの存在やレア度が増しています!

 

”秋田のラッパー”になれた理由

じゃんご:各メディアで「秋田のラッパー・羅漢」と紹介されるように、羅漢さんは「ラップ」と「秋田」をうまく融合させていますよね。秋田を意識したキッカケってありますか?

羅漢:「トリセツ」が最初でした。

じゃんご:コレアキ2017でも披露してくれましたね。

羅漢:「トリセツ」は自分から始めた訳じゃなくて、WHITE JAMのメンバーから「『トリセツ』の企画やるから、やってくれない?」って頼まれたんです。そこから『秋田人トリセツ』を作っていくのですが、実はトリセツの秋田弁ってその場のノリでやっちゃったんですよ(笑)

じゃんご:え?秋田弁で依頼されてなかったんですか!?

羅漢:はい(笑)自由な部分が多かったし、自分が歌ったところで本家に勝てないので、いっそ秋田弁でやっちゃお♪みたいな(笑)

じゃんご;YouTubeで「羅漢」って検索すると、トリセツが目に飛び込んでくるので、結構な秋田県民は見てると思いますよ。

羅漢:実はそうなんです。秋田人トリセツのお陰で秋田県民から認知されるようになりました。その後は「8小節ゲーム」で秋田弁を使ったりしましたね。


▲認知度がグッと上がった「秋田人トリセツ」




正直、ワンマンライブはやりたくない。

じゃんご:いよいよ7月22日(日)に迫ったワンマンライブですが、決まった瞬間ってどんな感じでしたか?

羅漢:正直やりたくなかったです(笑)

じゃんご:えぇー!!!!!!!なんでですか??

羅漢:逃げてたんです。お客さんに「時間」と「お金」を使わせるっていうのが自分的に申し訳ない…って思っちゃうんです。

じゃんご:えー!ラッパーっぽくない!(いい意味で)

羅漢:最近、秋田でデイイベント(午前中や日中野外イベント)に出演することがありがたいことに多くなってきました。ところがいままで「秋田のデイイベントにラッパーが出演する」なんてあり得なかったことなんです。

じゃんご:そういわれると、革新的なキャスティングかもですね~。

羅漢:だから売り込んでも(実際にライブステージに立っても)「羅漢?誰!?」ってなるんですよ。そういう経験をしてたら「自分なんかワンマンライブをしても人がこないんじゃないか..」って考えちゃうんです。

羅漢:待望のワンマンライブのはずなのに、逃げてたんです。だけど、ある日事務所の方たちから言われたんです。「そろそろワンマンやろうよ」って。
最初に決まった時はそんな感じでした(笑)

じゃんご:ワンマンライブもうすぐですよ!(笑)

羅漢:今は、自分を応援してくれてる方たちに対してネガティブ発信はしたくないという気持ちが固いし、ワンマンは自分の想いをしっかり伝えられる場でもあるので、切り替えて望めてます!
18歳の頃からラップを始めて13年。集大成のライブを見てもらいたいし、この先につながる瞬間を是非体感しに来てほしいです!

羅漢 ワンマンライブ「野望」
三十路から上げる秋田の狼煙
日時:2018/7/22(日) 17:00〜
場所:Club SWINDLE (秋田市)
前売り ¥3,500
*小学生未満入場無料
チケット購入はCNプレガイドにて

 

「ステージ上で寿司でも握りゃいいのかな」in男鹿フェス

じゃんご:これからワンマンライブを控えてる羅漢さんですが、7月29日(日)には男鹿フェスオープニングアクト枠で出演しますね。初の男鹿フェス出演が決まった時はどんな気持ちですか?

羅漢:あれはヤバいっすねぇ~!(笑)

じゃんご:そうですよね!(笑)

羅漢:まさか!って感じでした。男鹿フェス出れるって確信はなかったです。でも「いつかでたいなぁ~」と思ってた矢先、エフエム秋田の高橋航さんを通じて男鹿フェス代表の菅原圭位さんからラブコールがあったので、すごく嬉しかったです。

じゃんご:まさしく待望の…!ですね。

羅漢:決まった瞬間、すぐ親に連絡しました(笑)

じゃんご:「何か面白いことしでかしてくれるんじゃないか?」って期待しちゃう自分がいます。オープニングアクト、羅漢節に期待してます!

羅漢:そうですねぇ~。とにかく朝だし”元気いっぱい”でいきます(笑)
実はオープニングアクトの時間って、グッズ販売が大盛況してる時間帯なのでフツーにやってもつまんないと思うんです。だから俺、ステージ上で寿司でも握りゃいいのかなって(笑)

じゃんご:すげー楽しみです!(爆笑)

男鹿ナマハゲロックフェスティバルVOL.9
日時:2018/7/28(土).29(日) 09:00~
場所:男鹿市船川港内特設ステージ
羅漢出演:2018/7/29(日) 09:05~
公式HPはコチラ

 

羅漢 プロフィール


秋田県出身。2005年からマイクを握る。
7年間、地元・秋田でLIVE経験を重ね、2012年に活動拠点を東京に移す。最近では秋田のイベント出演、また新聞・情報誌などにも多数掲載。東京のみならず、地元・秋田でも精力的に活動を行っている。2018年3月にリリースされた渾身のオリジナル2ndアルバム「狼煙」は絶賛発売中。A型。


▲男鹿フェスでも”羅漢節”に期待したい。

 

<後編>へつづく…

羅漢×じゃんごブログスペシャルインタビュー<後編>

2018年7月15日

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