【熊】秋田県の熊出没や事件まとめ。ゾーニング管理とかも記載。

どうもです。じゃんごブログ編集長です。

本日は秋田県における熊情報を発信していきたいと思います。県の資料やネット記事はお堅いイメージなので、超簡単にまとめておこうと思います。

「熊国秋田」に住む人は、クマにおける知識は必要だと思ったので書きます!!

注意!熊!

 

秋田県の熊出没について


WebTVあきたより(YouTube)

過去5年間のツキノワグマ目撃件数をグラフにしたものを見てみましょう。ご覧の通り、平成28年の目撃件数は過去5年間で最多です。

◆ツキノワグマの月別目撃件数
(秋田県県警察本部資料による)

美の国あきたネットで情報が公開されている「平成29年 秋田県ツキノワグマ月別目撃件数」によると、以下のようになっています。

  • 4月 15件
  • 5月 103件
  • 6月 306件
  • 7月 319件
  • 8月 220件
  • 9月 140件
  • 10月 154件
  • 11月 32件
  • 12月 9件
  • 1月 1件   1,299

約1300頭。

これが2017年度に秋田で目撃された熊の数です。秋田県内に住んでいる人で「熊を見たことがない!」という方も、1300頭以上熊が存在しているとわかったら、少し驚くのではないでしょうか?

 

◆ツキノワグマによる人身被害者数

次に、2017年秋田県のクマによる人身被害をみていきます。

  • 5月 3人
  • 6月 3人
  • 7月 2人
  • 8月 2人
  • 9月 5人
  • 10月 4人
  • 11月 1人
  • 被害発生場所別人数:山林等 10人 人里 10人 計 20人

2017年の秋田では、クマによる死者が1人、重傷者が5人出ており、死傷者数は計20人に上りました。山でも人里でも熊は出没します。筆者も調べながらこの記事を書いているのですが、正直「こんなに熊いるのか!?」と驚いています。

ようするに秋田県は

熊がめちゃくちゃいて
山にも人里にも出没!
特に2017年は出没や被害の数が異常でした!

という事になります。

秋田のクマ捕殺数は2年続けて300頭以上のようです。私達の知らないところで、捕殺や駆除をして安全を守っている人たちのことを考えると、感謝でしかないです。

 

秋田は熊殺しすぎ?

「日本熊森(くまもり)協会」(本部・兵庫県、会員・約1万7千人)は昨年10月、「根絶殺害に近い」と、秋田県の佐竹敬久知事に有害駆除と冬の猟の中止を強く求める要望書を提出した。朝日新聞デジタルより

日本熊森協会より、「2017年の秋田県は熊を殺しすぎている!」とご指摘を受けています。そこで秋田県は「増加は、住民の要請に応えた結果」と応えています。正直水掛け論的なところはあると思いますが、難しい問題だと思います。

ゾーニング管理について。

秋田県は、クマの出没が多い地域でクマの生息域と人間の生活圏などを三つのゾーンに区分する「ゾーニング管理」を、2018年度から県内全域で本格導入する。毎日新聞より

秋田県は2018年から、森林市街地周辺市街地の3ゾーンに分けて熊の対応をしていくみたいです。各ゾーンに行く・住んでいる人は、それぞれの役割(決まり事)を徹底していきましょう。

森林ゾーン

森林ゾーンでは、入山者にクマ対策装備を徹底してもらう。

 

市街地周辺ゾーン

農家に廃棄農産物を放置しないよう求め、行政は電気柵を設置。

 

市街地ゾーン

住民に家庭ごみの適切な処理をしてもらう--など、ゾーンごとに行政や住民が行う役割を明確にする。

 

このように、2018年度から秋田県では「ゾーニング管理」が行われていきます。正直、この記事を書いている2018年3月29日現在では県内に浸透していない気がしますが、いずれ秋田県から見やすいイラストで表記された「ゾーニング管理」が発表されるんじゃないかな?と思っています。

 

【熊】秋田県の熊出没や事件まとめ。ゾーニング管理とかも記載。


秋田県はこれから雪がとけて、野生動物が山や道路や人里に出没してきます。昨年の以上熊出没を教訓に、ゾーニング管理を意識しつつ、クマ対策をしていきましょう!

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