【現役ライター直伝】フリーライターの取材依頼|アポのとり方は?どうやって依頼する?電話・メールどっちがいい?

はじめまして。現役でフリーライターをしている、じゃんごです。

最初にお伝えしておきますが、下記の内容は1人の現役フリーライターの経験と知恵なので、そこらへんの変なサイトより役立つと思います。

あなたが運営しているブログやnoteで取材したい人がいる、取材(ライター)のお仕事が入った時、取材対象者(または会社など)にアポをとると思います。

ベテランライターなら、取材依頼なんてササッと済ませてしまいますが、初心者やフリーランスの方にとってはハードルが高いですよね。筆者も最初はそうでした。緊張するし、「断られたらどうしよう…」と委縮してしまいますよね。

この記事では、フリーライターが先方に取材依頼をする時どうやってアポをとればいいのかなど、筆者の経験から取材依頼に役立つヒントをご紹介しています。駆け出しのフリーライターさん、ぜひご参考にしてください。

マジで使えるものだけをご紹介したいと思います↓

ブログ・noteで取材したい!取材依頼の方法

個人のブログやnoteで、気になる人を取材したい!でも1度もお会いしたことないから、ムリかぁ~…。

そう考えていたら、フリーライターなんて務まりません。ライターだったら取材依頼やアポどりはすぐに終わらせて、他の作業に注力するのが効率的です。

筆者の場合、先方に取材依頼やアポをとる作業は時間をかけず行うよう心がけています。

取材依頼は電話・メールどっちがいい?

筆者が取材依頼をするときは、電話・メールどちらも使います。取材内容や取材対象者によって、電話・メールを使い分けています。

電話で取材依頼をするケース

電話で取材依頼をするケース
  • 1度会ったことがある人
  • 気心の知れた人
  • 取材対象者が自分のブログ(掲載メディア)を知っている
  • 取材対象者が社長の場合(忙しい人や会社)
  • 取材場所などが公共運営施設などの場合(許可どり)

あなたが電話で取材依頼をする際、取材内容をすべて伝えられますか?

取材依頼の方法が電話かメールかの判断は、「どちらがスムーズに進むか」で判断しましょう。

自分が運営しているブログやnoteを取材対象者(会社)が知らない場合、「取材依頼」のお願いに加えて、「自分の運営するメディアの話(どんなサイトか、どんな人が見ているのか、取材記事が想定されるPVはどれくらいか、無料or有料か)」なども伝えなければなりません。

1度お会いしたことがある方人、自分の運営メディアを知ってる人であれば、電話での取材依頼がスムーズに進みます。そういう時は、メールで取材依頼を済ませましょう。

仮に地方新聞社や地方テレビ局の取材依頼であれば、スムーズに進むと思いませんか?進みますよね。その理由は、取材対象者が掲載メディアを知っていて(安心・信頼)、取材されたらメリットがあると知っているからです。

メールのほうが断られたときのダメージが少ないので、初心者ライターにおすすめです。

メールで取材依頼をするケース

メール取材依頼をするケース
  • 取材対象者や取材先が自分のメディアを知らない場合
  • 取材内容が複雑な場合
  • 初めてお会いする時

取材依頼の方法は、電話とメール「どちらがスムーズに進むか」で判断します。

例えば取材内容が複雑な場合は、「こういう取材で、こういう雰囲気で、〇〇(ターゲット)に向けて発信したいと考えています」など、先方に理解してもらう必要があります。この内容を電話で伝えようとしたら、けっこう長くなりますし、難しいと思います。

あなたはフリーライターです。メールで取材依頼をする時は自分の文章能力を信じ、自己紹介や運営メディアの存在意義、なぜあなた(取材対象者)を取材したいのか、取材対象者にはどんなメリットがあるかなど、簡潔に伝えましょう。

そうすることで、取材依頼~取材までスムーズに進むと思います。取材OK・NGは別として。

取材依頼をもっとスムーズに進める方法

フリーライターは1つの取材に対して、やることがたくさんあります。

  1. テーマ決め・アイデア出し(準備)
  2. 取材依頼・アポとり(準備)
  3. 取材や写真撮影(本番)
  4. 記事執筆・画像編集(作業)
  5. 確認・加筆修正(作業)
  6. 公開・テコ入れ(作業)
  7. SNSなどでの拡散(作業)

1人でブログやnoteといったメディアを運営しているなら、なおさら1つの取材に時間をかけている暇はありません。筆者の座右の銘は、「取材~執筆はソッコーで終わらせる」です。取材後、執筆せず数日ダラダラしているとヤル気もなくなってくるので、素早く、質良くこなすのが最強だと思っています。もちろん、取材依頼も。

ここで、取材依頼をもっとスムーズに進める方法をご紹介します。この方法は初めてお会いする人、すでにお会いしたことがある人、誰にでも通用します。

取材依頼・アポ→取材(本番)までスムーズに進める方法
  1. メールで取材依頼を送信
    取材依頼、取材内容、掲載メディア、取材候補日など簡潔に書く
  2. メール送信直後、確認の電話を入れる
    「〇〇というサイトで取材をしたい」
    「詳しい内容はメールを送信したので確認してください」
    「ご検討のほどよろしくお願いします」と伝える
  3. 数日で取材OK・NGの連絡がくる

この方法を実践すると、ほぼ100%に近い確率で返答が来ます。取材対象者の中には、「普段メールをチェックしていない」、「メールを見て放置したまま」という方もいらっしゃいます。なの無視されないためにも、この方法は役立ちます。

この方法は、掲載メディアのPV数が少なかったり、それほど有名ではない場合にも有効です。

取材依頼を確実なものに!取材OK率を上げるには?

もし、あなたに取材依頼が来るとしたら、どんな「取材依頼」だったら好印象ですか?

それを考えれば、おのずと取材依頼やアポとりは攻略できます。

取材対象者のツボをつく!

取材依頼はプレゼンや企画書、ラブレターと同じです。

「自分が運営するメディアの存在意義」、「自分のメディアに掲載されるとどんなメリットがあるか」など、相手に自分のことを理解してもらい、メリットを感じさせたうえで、取材OKをいただかなければいけません。

そのためには、取材依頼で対象者のツボ・気持ちよくなるポイントをつきましょう!(嬉しい!取材受けてみようかな?と思わせる)

「なぜ『あなた』を取材したいのか」を明確にする

例をだしてみましょう。

どっちがいい?
  1. 「この度は〇〇という情報系ウェブサイトで△△様を取材したいと考えております」
  2. 「この度は〇〇という情報系ウェブサイトで、◆◆に困っている方や◆◆を深く知りたいという方に向けて、△△様の考えや実践していることをお話しいただきたいです」

①は無機質なテンプレ文章で、②は取材対象者を必要としている文章ですよね。いうまでもなく、②の取材依頼のほうが好印象です。好印象を与えたら「取材受けてもいいかな?」と、より思ってもらえるはずです。

取材依頼で押さえておきたいポイントは、「自分やメディア読者の悩みを解決したい」「そこで取材対象者の力が必要なんです」という、取材依頼の経緯です。

無機質な取材依頼をすると、取材対象者にとって失礼になりますし、「ほかを当たってくれ」とNGが出る可能性があります。なぜ取材するのか、なぜあなたを取材したいのか、明確に伝えてアプローチしましょう!まさに、ラブレターと同じです。そんな書いた時ないけど(笑)

自己紹介・運営(掲載)メディアの伝え方

取材依頼で欠かせない、自己紹介や掲載予定メディアの伝え方。筆者なりに注意しているポイントをまとめます。

短く簡潔に!箇条書きくらいがベスト

自己紹介、長かったらうざったいですよね。なので自己紹介や掲載予定メディアの紹介は、短く簡潔にしましょう。「3つの項目」で伝わればベストです。

じゃんごブログの取材依頼
  1. ブログ紹介
    秋田の観光・グルメ情報に特化している「じゃんごブログ」の取材依頼
  2. 取材理由・内容
    〇〇という理由で▼▼様を取材し、読者へ届けたい。こんなことを話してほしい。
  3. ブログ実績
    月14万PVを達成しているメディアで、県内読者が多い
じゃんご(自分)の自己紹介
  1. 自己紹介
    秋田県美郷町在住のフリーライター
  2. 実績紹介
    秋田県庁公式note「あきたびじょんBreak」のライターなどしている
  3. ポートフォリオ
    過去実績、ポートフォリオ、記事イメージなどを添付する

上記が明確になったら、「取材候補日」や「取材場所」などを加えて送信しましょう。

メールで取材依頼をする際は「ポートフォリオ」があると便利

自分のプロフィールや実績、取材対象者が掲載されるサイト(運営サイト)をPDFや、ウェブページにまとめておくと便利です。取材依頼をする際、結構スムーズに進みます。

筆者の場合は、取材依頼のメールに紹介ページ(URL)を記載しています。「ご参考までに~~」と文章を添えて、こんな感じ↓のPDFも送信しています。

PDFでこれを送信している

初めてお会いする・接触する方は、自分の情報なんて全然知りません。相手が勝手に調べてくれる、という期待は捨てましょう!こちらから仕掛ける意識が大切です。

自分の全てを明かしてしまう勢いで自己紹介をすると、取材対象者にとって安心材料となるはずです。あなたも取材されるなら、取材者(ライター)の素性を知っておきたいでしょう?

フリーライターが取材依頼する際のQ&A

メールアドレスはヤフー・Gmail(フリーアドレス)でいい?

筆者はGmailをメインアドレスとして使用しています。全然フリーアドレスで大丈夫です。「オリジナルのメールアドレスでなければ仕事ができない」といったケースは、筆者の経験上一度もありません。

筆者はアドレスでブランド力を高めず、己のスキルや実績、記事の質で勝負!…という気持ちでやってます。「Gmailだから」、「ヤフーアドレスだから」といってバカにする取材対象者はいないと思いますし、そもそもそんな器の小さい人を相手にする必要性はありません。

「顔出し」してないけど取材依頼をしていい?不安です

問題ありません。筆者は顔を丸出していますが、顔出ししていないブロガーやフリーライターで、取材をしている方はたくさんいます。

取材対象者に「こんな人だったんだ~!」とサプライズ感をもたらすくらいの気持ちでいれば大丈夫です!

取材依頼は必ず電話をしたほうがいい?

メールだけで取材依頼をしても大丈夫です。

取材日が近くなったら電話で「明日はお願いします」と伝えると、先方にとって親切かもしれません。

取材依頼する時間帯は?

筆者の場合、11:00頃、15:00頃など、「先方が忙しそうじゃない時間帯」に連絡しています(営業時間など見て決める)。

始業、終業間際はとてつもなく忙しいと思うので、その時間帯は避けています。

取材NGが怖くて取材依頼ができません

メールで取材依頼をしてNGを食らったほうが、電話よりダメージは少ないです。

筆者も怖かったですが、「フリーで稼ぐと決めたらそんなこと言ってられない」と思うようになりました。

取材がうまくできるか不安です。どうしたら?

この記事のPVが伸びて、必要性を感じたら新たに記事を公開したいと思います。

 

以上です。

なにか質問などありましたら、コメント欄やTwitterのDM(@jango_hensyu)などで承ります!フリーライターのみなさん、頑張りましょう!

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