筆者の実家には畑があります。祖父母がいろんな野菜や果物を育てている畑です。
ですが最近、空いている畑のスペースがあったので「ねぇ、ここのスペース、野菜植えていい?」と祖父母に質問したところ、「OK」の返事が。
「よし!さっそく種を買ってくるか~!!!」…ってあれ?
俺、畑の知識無かった!!
どうやって野菜育てていいか、知らない!!
はたして畑初心者は、おいしい野菜を作れるのでしょうか?
ちなみに畑初心者が育てたのは、大根です。まったくの知識ゼロから育てたのですが….育った大根がこちらです↓
これが畑初心者、大根を初めて育てた僕の成果です。すごくない!?
しかもこの大根は「種まき」をした後、ほとんどほったらかしです。追肥もしていません。
この記事では、畑初心者の僕が大根をどのように育てたのか、まとめています(おでんにしたら美味でした~)
大根の知識はすべてネットから得た
大根の育成方法は、すべてネットで調べました。『大根 育て方』で検索すると、詳細が書かれたページがたくさんヒットします。
また、「畑の作り方」などはYouTubeで知識を得ました(たくさん教えてくれる人がいる)
(↑参考にした動画)
ですが調べれば調べるほど情報が集まって、混乱してきます。特によくわからなかったのが、「追肥はしたほうが良いのか問題」と「畑の作り方(土壌酸度)」です。(「連作障害」とかも)
追肥をするとよく育つ、種まき前の畑を整える…調べれば調べるほど「畑って意外と面倒なんだな」と思い始める筆者。
「ええい面倒だ!初心者だから失敗してもいいから、ほとんど手をかけないで育ててみよう!!」
畑初心者の僕は追肥をせず、畑の事前準備をせず(土壌改良など)、大根の種をバラバラとまき始めたのでした(笑)
最低限守ったこと
- 畑にマルチをかける
- 説明通りに種まきをする
- 間引きする
これだけです!
畑にマルチをかける
畑を軽く耕して、「うね(畝)」を作ります。※地味に手をかけました(許して)
その上から「マルチ」と呼ばれる、黒いビニールシートをかけてあげました。ホームセンターで売っていて、そんなに高くはありません。
「マルチ」はほったらかし畑に最適です。
なんせマルチをかけてあげるだけで、雑草が生えてこないのだから!!本当に便利!!※畑に雑草はめちゃ生えてくる。でもマルチあればほったらかしで平気。
マルチの効果はそれだけにとどまらず、土を保温して温度差をなくしたり、雨によって土の栄養分が流れ出ないようにするなど、畑初心者にとって嬉しいことばかり。マルチだけは絶対にしたほうがいいと思いました!!(マルチの効果についてはこちら※「イチからわかる野菜の育て方」より)
説明通りに種まきをする
種は地元のスーパーやホームセンターに売っていました。
種が入っている袋の裏には、「植える時期」、「種の植え方」などの簡単な説明が記載されています。それを見て、「種まき」をしました。
種まきなどの育成方法は、ネットで検索してもヒットします。
タネまきは、1つの穴(ビールびんなどの底を押しつけて深さ1.5cmほどにした穴)に5~6粒をばらまきし、1cm程度の土をかけ軽く押さえます。株間は25~30cm、畝幅60~70cmとします。 園芸通信より
種をまく前に、「完熟たい肥を〇kg入れる」、「苦土石灰を〇kg入れる」、などありますが、そんなもん知ったこっちゃありません。全部無視しました。お金もかかるし!!
間引きする
大根は、ひとつの穴に3粒程度の種を植えます。そのままにしておくと、成長して窮屈になってくるので、「間引き」します。
「子葉が完全に開いたとき」、「本葉2~3枚開いたとき」、「本葉6~7枚開いたとき」など、間引きのタイミングがネットなどに掲載されていますが、僕は完全に無視しました(笑)
間引きしたタイミングは、「君たち(大根)、窮屈そうだね~!」と思ったときだけです。それで、めっちゃ太くて長い大根が収穫できました(笑)
※水やりの必要はなし。水は雨だけ。
※ちなみに15センチくらい成長した際に間引いた大根は、空いている畑に移植しても育ちました(実験結果)。そこらへんの土に移植しても育ちました(意外)。
これだけで、立派な大根が育った
ほとんど「ほったらかし」で、大根は収穫できました。「苦労した」とか「手塩にかけて育てた」といった感覚はありません。
なんなら、「種まいたら勝手に育った」という感覚です。
あとは、「簡単に作れたから来年もやりたい!」「違う野菜を育ててみたい!」といった、前向きな感想ばかり残っています。
でも、もしかするとこれほどまで大根が大きく成長したのは、昨年祖父母がこの土壌(畑)に肥料などをまいていたからかもしれません。
しかしながら初めて挑戦した大根畑が大成功したので、ニンマリ顔の筆者。来年の畑はどうなることやら…。
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