どうもです。じゃんごブログ編集長です。
秋田県では同じ言葉で二種類の意味を持つ言葉が存在します。
例えば
「練習」
スポーツ選手が勝利を勝ち取るためにするあの「練習」
実は秋田県で言う「練習」は、勝利を勝ち取ることだけではありません。
過去に「練習」についてまとめたのでリンクを貼っておきます。
同じ言葉でも違う意味を持つ「練習」
「あたる」
という言葉もまた、秋田県では違う意味を持っています。
「あたる」って知ってる?
一般的な「あたる」
一般的に「あたる」と言えば、宝くじや景品が「あたる」などが連想されます。勿論、秋田県でも宝くじや景品は「あたる」と言います。
秋田県での「あたる」
それでは秋田県民が「あたる」と言うと、どのような意味になるのでしょうか?
あたる=脳卒中になる
「あたる」とは脳卒中のことです。
「隣の〇〇さん、あだったど!」
じっちゃ、ばっちゃの知り合いの悲報をよく耳にします。(「あだった」は「あたった」が訛っています)
「俺、1回あだってよぉ~..」
と口にする、どう反応していいかわからない・会話途中にブッ込んでくる方もよくいらっしゃいます。
秋田県は脳卒中死亡率全国1位
秋田県は敗戦から間もない 1950 年代から都道府県別の脳卒中死亡率が全国1位であり、これによっ て秋田=脳卒中として全国に名を知 らしめ、その後現在に至るまで、秋田県は常に脳卒中の多発県として注目されています。-秋田の脳卒中 由利総合病院より
でました…秋田県ワースト情報…。
少子高齢化・ガン死亡率・自殺率….。
兎にも角にも、脳卒中の死亡率が多いのは、納得できる気がします。
なぜなら、昔から「あたる」と言う言葉を知っていたし、両親や祖父母の口から「あたる」と何度も聞いたことがあります。どの職場でも「あたった人がいる」「あたったらしい」と聞いたことがあるレベルかも!?
「あたる」は、天国と地獄
宝くじや景品が当たればラッキー。
脳卒中になれば、アンラッキーどころではありません。
秋田県民にとって「あたる」とは、2種類の意味が存在し、まさに天国と地獄の言葉。
秋田県はワースト1位の項目がいくつもありますが、それだけ注目度が高く、最先端ということになります。人口減少しようが秋田県が人口減少のまちづくりモデルとなればいいんです。全国で参考にされたり、困っている人にとって大切な情報になるかもしれません。脳卒中の医療もきっとそうです。
明るい秋田であるように、これからも秋田のコトを発信していきます!
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