どうもです。じゃんごブログ編集長です。
先日、「汚くきこえる秋田弁」をテーマに記事を書きましたが、「意外とかわいい」や「実際にもっとキツい言葉はたくさんある!」など、いろんな反響がありました。
秋田県南に生まれて育った筆者は、ほっこりする秋田弁がすごく好きです。おばあちゃんが言うような…。
そして秋田に住んでいると、思いがけないところにも秋田弁が潜んでいることに気がつきます。
例えば、
秋田拠点センターアルヴェ (ALVE) 。
県外の方からすると「どこが秋田弁なの?」とクエスチョンマークが頭上に浮かぶと思います。
これは「アルヴェ」が秋田弁。
「そこに行けば何かがあるさ(あるべ)」の
「あるべ」が
「アルヴェ」となり
最終的に「ALVE」にカッコよく昇華させたものが、秋田拠点センターアルヴェALVEなのです!
ALVEに行けばなにかがある!とっても良い施設です!アルヴェ最高!…という記事を書きたいのではなく、今回はこのような秋田弁を文字った施設が秋田県内に多くあるということに気づいたので、まとめてみようという目論みです。
意外と秋田弁を文字った施設って多くない?
▲秋田拠点センターアルヴェ (ALVE)
道の駅 十文字
まめでらが~
愛称が「まめでらが」の道の駅十文字。
みなさん、まめでらっすが?
秋田弁で「元気ですか?」のことです。
なんといってもこの「まめでらが」は秋田弁上級編にカテゴライズされてもいい程で、とくに若者(筆者:24歳)は使いません。友人同士でも年に一回聞くか聞かないかのレベル。両親の世代、いわゆる秋田弁マスター世代の方々が多くつかっている印象です。
私は最初「豆」のことだと思ってました(笑)
複合観光施設
「オガーレ」
▲2018年7月オープン予定の「オガーレ」完成図(男鹿なびより)
平成30年6月プレオープン、7月グランドオープンに向け整備を進めている男鹿市複合観光施設の愛称が「オガーレ」。
愛称募集には303件の応募があり、男鹿の観光拠点として多くの人が集い、笑顔と活気があふれる施設に成長してほしいという思いから、男鹿市の”オガ”と成長する”オガル”を掛け合わせた「オガーレ」が選定されました。–男鹿なびより
【おがる=成長する】という意味です。じゃんごブログではオガーレの情報を記事にしました。
由利本荘市文化交流館
「カダーレ」
「カダーレ」の愛称は「仲間に入って」の意味を持つ方言「かだれ」に由来します。
「オガーレ」が存在して「カダーレ」も存在してるので、そろそろ「アモーレ」が出来てもいいくらい(笑)
大森山動物園
「ミルヴェ」
平成18年に大森山動物園の愛称が「ミルヴェ」みんなで一緒に「見るべ!」という思いから決定しました。(「見るべ」は秋田弁で「見よう」という意味)
その他にも以下のような由来があるみたい。
以下引用です。
- 秋田市の拠点センター「アルヴェ」が親しみをこめて呼ばれていることに対し、同じ秋田市の大切な財産である動物園を「アルヴェ」に引っ掛けて「ミルヴェ」とした。人と関わりたくなったら「アルヴェ」へ、動物に会いたくなったら「ミルヴェ」へという意味合いもある。
- ドイツ語に「MILDE(ミルデ)」という「柔らかく穏やかな様子」を表す言葉があるが、動物園というホっとするイメージに合い、また「ミルデ」の響きを、秋田弁の「見るで」そして「見るべ」へふくらませた。(大森山動物園ミルヴェHPより)
秋田市北部市民サービスセンター
「キタスカ(KITASKA)」
「キタスカ」は秋田市役所の支所、公民館、コミュニティセンター等の機能を複合化した施設として平成23年にオープンしました。
子育て交流ひろばとしても機能していて、地元の方たちから愛される施設となっています。
「来たんだね」の意味を持つ方言「キタスカ(来たすか)」に由来します。「来たっすか?」というように、人やモノが到着したときに疑問系としてつかいますね。
秋田弁で個性を出す施設
秋田県の個性を引き出す秋田弁。
非常にキャッチーでかわいい愛称もありますが、主要施設が秋田弁だらけになったら…と考えてしまう節があります’(笑)
初めまして。「まめでらが?」を検索していたらここにたどり着きました。
大館市山田にカフェとスーパーではありますが、「カフェたんひ」と「ストアあっこ」というのがあります。
’’たんひ’’とは大館では「下さい」という意味となります。
「来てたんひ」という使い方します。
あっこは和田アキ子ではなく秋田弁で「あそこ」という意味となります。
「ほら!あっこだね」(ほら、あそこなんだよ)という使い方しますね。
そう言えば青森県鶴田町の道の駅の名前は「道の駅あるじゃ」と津軽弁でしたね。
津軽弁で「あるよ」を意味する「あるじゃ」です。
他に弘前市にある住宅施工、リフォーム会社の「アルク」のテレビCMでは「アルクあるじゃ!」というキャッチコピーがあります。
んだば、まんず!