どうもです。じゃんごブログ編集長です。
「秋田県は商売下手」
秋田県民なら、一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?
「秋田は商売が下手」「宣伝が苦手」という言葉をよく耳にします。「良いモノがたくさんあるのに、認知や評価が追いつかずもったいない」という文脈で語られるケースが多いようです。- 木曜の窓 リレーコラム 「モノ」から「コト」へ=矢野智美 /秋田 より一部引用
会社員として働いている秋田県民の筆者も、「秋田県は商売下手」というフレーズはよく耳にします。
今回の記事では「なぜ秋田は商売下手なのだろう」という疑問を、筆者なりに考えてみたいと思います。
1.秋田県はプロモーション下手
秋田県は商売下手と言われる原因の1つとして「PR(プロモーション)下手」ということが挙げられます。
例えば、
- 伝統の文化や食があるのにも関わらず商品化しない
- いい商品があるのに会社や団体が推さない
など。
さらには「せっかく素晴らしいイベントなのに、デザイナーを入れずポスターやチラシを作ってしまう」という”ネットの声”が多く見受けられます。
思い返すと、その土地でしか販売されていないローカルな食(地元の道の駅にだけ出品されているような商品)があったりしますね。それって勿体ない!
地元のお祭りやイベントの内容は素晴らしい(地方創生系のイベントとか、アート系とか)のに、ポスターやチラシはパワーポイントで作成できそうなクオリティー…という印象がなきにしろあらず。
せりの根っこを食べるのは、秋田が昔からやってたことなのに、仙台名物みたいになっちゃったな。
秋田商売下手すぎ。— さつき (@huzinando) March 11, 2017
秋田の商売下手っぷりといえば、夏の旅行でR13上の道の駅を梯子した時、山形県内では地元の果物の生ジュースだの缶ジュース10種類以上だのが売られていたのに、十文字や仙南では例のりんごジュースパックしかなかったということで痛感。せめてレストランでグラスジュースくらい売ろうよ?
— 水野夢絵 (@mizuno_mwe) September 18, 2015
さて、色々残念な秋田ですが、商売下手なのがこちら pic.twitter.com/FheQ0zSeuX
— ちらみっす@すてぇほぉむ (@ch1ruamiss) June 2, 2017
都会だけでなく、秋田にも自分らしく働けるデザイナーの雇用が必要なのかも知れませんね。
2.秋田県民の性格に問題あり!?
東北でも秋田は、「老後の生活費について資金計画を立てている人の割合」が全国で最下位。贅沢と遊びを優先させてしまう秋田県民は、東北きっての“先行き不安県民”といえるかもしれない。- livedoor NEWS「金持ち県民、貧乏県民」ランキング より一部引用
秋田の人って穏やかで優しくい….という性格がゆえに、商売下手と言われるのかも知れません。
約束事が遅れてもニコッと笑顔で「わがった~」と待ってくれる。仕事でミスをしても「なんもだぁ~」と許してしまう。
意地っ張り・頑固という性格も、秋田県民の長所であり短所なのかもしれません。
考え方を変えない、若者を事業に参集させフレッシュなアイデアを取り入れない…全てがその通り!ではないと思いますが、そういった文化や習慣も”秋田県は商売下手と言われる原因のひとつなのでは?
#秋田 の人は商売下手だというが、秋田 #スバル も例外ではない。オイル交換をお願いしようと電話したら、「混んでいる」「いつなら?」「最短で20日」……。オイル交換を1週間も待たないよ。対応が良かったら、そのまま車検の予約をしようと思っていたが、何年先になるかわからないな(笑)。
— たそがれ記者 (@TasogareKisha) April 13, 2017
秋田県の商売下手、空気の読めなさは昔からだけどそろそろこういうのには悪ノリしてやってもいいと思うんだけどな…県のPRで若者を呼び寄せたいと言っている一方で、若者のノリを全否定してるようだから離れていう一方なんじゃんよっていう https://t.co/rqdUp7UCli
— れーるぼっと (@RailbotTJ) March 15, 2017
やっぱ秋田は商売下手だわ、いいアイデアが出ても見事に埋もれていく
— たてるよ (@tateruyo) September 26, 2015
3.ターゲットは誰?謎開拓や改修工事の嵐
県立美術館(秋田市中通1)の2016年度の入館者数が約9万人で、年間目標の12万人を大幅に下回ったことが分かった。(中略)オープンからわずか4年での改修に、県議からは「当初の計画は何だったのか」と疑問の声が出ている。– 開館4年で改修16年度入館大幅減 県議、計画甘さ指摘 /秋田 毎日新聞より一部引用
ターゲット設定が謎すぎる秋田県
新しい建物が完成→初日は満員→一週間後は客足薄い…田舎者丸出しなのが秋田県民の特徴です(仕方ない!)
オープン当初の盛り上がりはその人の数に驚きます。
「ここはアキタデスカ」と外国人観光客の気分が味わえるし、これで秋田も安泰だ!とさえ思ってしまえるあの気分。その一週間後、一か月後、一年後って…。これ以上書くと悲しくなってきます(泣)。
でも、それが現状。最近で言えば「大曲のドン・キホーテ」の閉店。営業期間は一年前後でしょうか。まわりの県から、ターゲットは誰?事業計画は適切?…という声が聞こえてきそうです。
施設の改修工事も、「それ必要?」という声があるようです。
大曲のドンキもう潰れたのか、早いな(・・;
— JOKER (@cyberzerosystem) July 30, 2017
一市民からしても平日人が全然歩いてないような場所がない壊れてもいないのに改修に8,000万円投入ってオカシイ。
県立美術館:改修へ 県議会委、事業費含む補正案可決 /秋田 – 毎日新聞 https://t.co/ZhGxjUUbJd— Ryo (@hyper_ryo) July 6, 2017
(この先生きのこるには観光活性なんだけど、主要な観光地がそれぞれ離れた位置にあって連携しにくいのと商売が下手な県民性で全く活性しないって言うね。秋田市に近く平野部と言う観光地として最高のロケーションだった筈の八郎湖とか干拓して産○になったしね…あれは国の事業だけど
— カカポと化したおじさん (@o_tentenpso2) March 30, 2017
4.インターネットが使えない
会社や飲食店を経営する重鎮たちは、情報発信(商売)に必要不可欠なインターネットが使えません。高齢者が多い秋田県はなおさら。
- インターネット(SNS)が使えないけど、これまで通りに営業していれば大丈夫!」
- いまさら覚える気力がない
- どうやって情報発信すればいいかわからない
と思っている経営者・社員が多いです。
インターネット(ブログ・Twitter・インスタ・Facebook・YouTube)を導入することで、商品の販売率は確実に上がり、効率的な広告が可能です。
正直、雑誌やフリーペーパーの有料広告枠より、独自でインターネットを活用するほうが(コストをかけたほうが)売り上げにつながると僕は考えています。
- 僕は県内企業の営業マンだった
現在はブロガー・ライター・YouTuberとして活動(フリーランス) - 秋田県企業の社長や幹部を取材している
企業が抱える問題意識を知っています - ブログ・YouTubeの講演や講師をしている
企業様のYouTubeチャンネルの立ち上げ・サポート経験あり - 国際教養大学の特別講師をした
セミナーや講演などもしています - わからないならとことん付き合える性格です
手厚いサポートをします
まとめ
秋田県が”商売下手”と言われる理由は以上です。
新聞でもこのブログでも、大きく取り上げられているニュースは目につきやすいです。
でも実際は、秋田県の商品を県外・国外へ販売している例もあれば、世界のトップブランドの工場が秋田県内にあったりするので、一概に”商売下手”とは言い切れない気もします。
頑張りましょう秋田県!
筆者も秋田が大好きなので!
秋田県、良いところなんだけどなー。
職無し やる気無し 生活できんわと、
飛び出て早20年
他を知れば知るほど郷里の良さが身に沁みます。
今でも帰りたい心の故郷です。