どうもです。秋田ブロガーのじゃんごブログ編集長です。
今や過疎地域・限界集落と言われている秋田県(自殺率も高い)。
地元民として感覚的に「やばいなぁ」とは思うのですが、いざその現実をつきつけられた事でどうすることもできません。それが秋田県のリアルではないでしょうか。
秋田県における「人口減少」や「過疎化」において、なんだか他人事の気もするし、腫物に触れない要領でスルーしてしまいがちな今日この頃。ただ「やばい」と思っているだけ。
しかし!!
お気楽でいられるのは
今のうちかも知れません。
秋田県、あと83年で人口がゼロになる可能性があるんです。今回は「秋田県あと83年で人口がゼロになる説」を紐解いていきたいと思います。
この記事を読み終わった後、「関係ない」「しょうがない」と言えますか?
秋田県の人口の現状をまとめてみた
出典:秋田県の人口と世帯(月報)平成29年7月1日現在(PDF)
2017年7月現在、秋田県の総人口は約99万8千人。6月と比べるとおよそマイナス900人という結果がでています。
次にグラフを見ていきましょう。
このグラフは、2016年8月~2019年7月までの秋田県人口増減率をあらわしたもの。完全なる右肩下がりということが一目瞭然です。
過去数年の人口減少率を見ても大体同じような”減少”が見られ、ひと月の人口減少は約1000人ほど。
つまり、秋田県ではひと月で約1000人の人口減少している事がわかりました。
秋田県の人口がゼロになるXデー
- 秋田県の総人口は約99万8千人(2017年7月現在)
- 秋田県の総人口はひと月で約1000人減少している
秋田県の総人口が99万8千人。そして、ひと月に1000人ずつ人口が減少しています。
このままの調子で秋田県の人口が減少すると、「人口ゼロ」になる日がくるのでは?…と思った筆者は、秋田県の人口がゼロになるXデーを計算してみることに。
秋田の人口がゼロになるまでの年数=総人口÷1年の人口減少数
998,000 ÷ 12,000=83.1(年)
→「秋田の人口がゼロになるXデー」は、約83年後にくる。
◆秋田県の総人口=99,800名
◆1年の人口減少数=1,000名×12ヶ月=12,000名
筆者の(単純でありえない)計算でいくと、約83年後、ちょうど2100年で秋田の総人口は0人になってしまいます。
仮に83年後、本当に秋田の人口がゼロになってしまったら、筆者の故郷・秋田県はどうなってしまうのでしょうか。秋田美人は消えるのですか?「これが秋田だ!」というキーワードも皮肉に聴こえてきそう。
勿論、ひと月で1000人減少するのが永遠と続くことはあり得ません。
ですが今回、手前味噌ではありますが秋田県の人口減少をシミュレーションしてみて、いまいちど83年後の「あきたびじょん」を考えてみた時、秋田本当に終わりそう…と思ってしまったのも正直なところ。
人口減少っていいこと?悪いこと?
連日ニュースで流れてくる秋田の人口減少問題。
現状、秋田県や企業・団体は、県外流出してしまった若者(人材)へ向けて【Aターン就職】を強化したり、移住できる仕組みを作って人口減少を食い止めようと奔走中です。
しかし、人口は減少する一方です。
「人口を増やしたい!」「移住者を増やすんだ!」…と対策しても人口は減っています。なにこの矛盾。
なんとかできないのでしょうか。
「秋田県の人口減少を防ぐために、盛り上げるために、なんとかしたい!」と考える県民は多いと思います。筆者もそうです。
しかし、結局何をしたいいのか、どう行動したらいいのか、イマイチわかりません。
でも、人口減少について考える事は重要だと思います。
数年後、あなたの実家に住んでいる人はいますか?地域(部落)に人は残りますか?子供はいますか?
自分の身の回りの数年先を想像してみると、なにかしらの影響はきっとでてくる。
「あと83年で秋田県の人口がゼロになる」というヘンテコな記事を書いてしまいましたが、この記事が、秋田県の人口減少について考えるきっかけとなれば幸いです。
不老不死の薬ができるのか、はたまたロボット人間なるものが出現するのか、火星へ移住するのか…。将来のことなんて全く見当もつきませんが、83年後、秋田県はどうなっているのでしょう。