どうもです。
秋田ブロガーのじゃんごブログ編集長です。
本日、2018年8月17日、
秋田県の金足農業高校が快挙を成し遂げました。
甲子園ベスト8進出!!
うぉぉぉぉ~!!!!
おめでとうございます!!
金足農業高校はあの伝説の投手、松坂大輔選手の出身校でもある横浜高校を5-4で破り、見事甲子園ベスト8進出です。金農が甲子園ベスト8に進出するのは23年ぶりです。
今回は私たち秋田県民に感動を与えた、金足農業高校-横浜高校の試合を振り返りたいと思います!!
マジですげぇ!!
【ベスト8進出】まるで漫画。
金足農VS横浜の試合を振り返る
本日の対戦、
「秋田代表が3回戦、相手は横浜…まぁ負けてもしょうがないな…」と心の中で思っていた方、いますよね?でも勝ったんです。かなのう。
まるで漫画のような逆転劇を決めた金足農業高校の試合を振り返ります!
目次
【第3回戦】
金足農業高校-横浜高校
金足農のエース吉田は1回戦、2回戦と完投。投球数は2試合とも150球を超えていました。そして迎えた横浜戦。
横浜はエース板川を起用し、金農打線を封じにかかります。ちなみに先攻は横浜、後攻は金足農です。
▲横浜高校エース・板川君はドラフト候補。日刊スポーツより
1回表
横浜が2点先取
- 山崎:ライトへの三塁打 3塁
- 河原木:ファーストゴロの間に三塁ランナー山崎が本塁生還 金足農0-1横浜
- 吉田(投):暴投 金足農0-2横浜 2,3塁
中2日の金農エース吉田。以前の2試合はどちらも10個以上三振を奪っているプロ注目投手。横浜打線に吉田のピッチングがどれだけ通用するかが鍵となった初回でしたが、3塁打と暴投で横浜が2点リード。
今回も三振ショーを期待されていた吉田ですが、前半のストレートは平均140キロかそれ以下。試合前のインタビューで「初回から全力で行く」と語っていた吉田君ですが…前の試合の疲れや体の重さがあるのでしょうか…。
金農0-2横浜で迎えた3回裏
エース吉田が2ラン
▲日刊スポーツより
- 吉田:ランナー3塁の3-1からセンターへの同点2ランホームラン! 金足農2-2横浜
ふぉぉぁぁ~~~~!!
きっとテレビを見ていた秋田県民はみんなこう叫んだはず。投球に不安を抱きながらも(キレはヤバい)迎えた自身の打席で見事HR。秋田県、強豪の横浜代表にくらいついてる…。
「強豪と互角の戦い」
「甲子園でホームラン」
これまでの秋田代表とは違う雰囲気をかもしだしていた金足農。しかもエースが自分のバットで同点にするなんて、ドラマチックすぎる!イケメンかよ。
横浜追加点(泣)
- 遠藤:2アウト2塁の2-1からライトへのタイムリーツーベースで横浜勝ち越し! 金足農2-3横浜(6回表)
- 角田:ランナー1,3塁の0-2からレフトへのタイムリーヒット 金足農2-4横浜(7回表)
試合中盤、吉田君の伸びのあるストレートを、横浜の選手が捕らえ始めます。
え?もしかして負けそう!?
そりゃ、我が秋田代表の勝利を期待していますが、対する横浜のエース板川投手からさらに追加点をとるのはさすがに難しい…。とりあえず踏ん張って!金農!
このあたりから(本日の試合から)吉田君の投球は変化球が多くなります。
スタンド選手や応援団、そして私たち秋田県民は、選手たちにエールをおくりました。
追い込まれた金農8回裏
そこで奇跡が起きる
試合は均衡し、
金足農2-4横浜という展開で迎えた8回裏。
バッターは今日の試合ノーヒットの高橋君。
ランナーは1,2塁。
「このチャンスを逃したら…」
誰もがそう思ったはず。
強豪横浜高校に2点リードされた終盤、吉田君が選手の期待、応援団の期待、秋田県民の期待に応えてくれました。
逆転3ランホームラン。
▲日刊スポーツより
NHKの実況も取り乱して、私も一人発狂して…多分秋田県民のほとんどがこの喜びを共感できたんじゃないかな?強豪相手に5-4でリード。
この3ランホームラン、なんだか苦しむ吉田投手を支えているようにみえてきて、泣いちゃった。
これぞ雑草軍団の真骨頂。
- 高橋:ランナー1,2塁から逆転3ランホームラン! 金足農5-4横浜
ホームランで同点になるも相手が2点リード
8回裏に逆転3ランホームラン
吉田の不調を支えるチームメイト
舞台は整いました。
エース吉田が抑えるだけ!
秋田県民全員が、吉田君にエールを送りました。
最終回(9回表)
漫画みたいに投げる吉田
▲日刊スポーツより
最終回、金足農業高校1点リード。
あとはエース吉田君が横浜打線を抑えるのみです。ちなみに投球数は最終回の時点で150球を超えています。
吉田君は私たちの期待に応えるようにマウンドに上がります。
冷静沈着ながらも闘志みなぎる出で立ちはサムライの如く。廻りからは「待ってました!」と聞こえんばかりの大歓声…。
そして横浜打線に魅せたストレートは最終回と思わせない150キロの速球。ここに来て自身甲子園最速を出します。
横浜打線は覚醒した吉田君の投球についていけません。結果的に見事な逆転劇をした、金足農業高校が勝利をおさめました。秋田県23年ぶりベスト8進出です。
まとめ
金足農業高校はエースの吉田君がフィーチャーされがちですが、今回の試合はチーム全員で勝利を掴み取った感じがします。
よく「野球はピッチャーが良くないと勝てない」と言われます。ですがこの試合はそんな持論を払拭するような試合だったと見て感じました。
「みんなが同じ方向を向いていないと勝てない」
8回裏に高橋君が逆転3ラン。
不調かと思われた吉田君が最終回に覚醒…
試合の中で成長していく様はまるで漫画。
甲子園って面白すぎる。