【対談】秋田若手シンガーソングライター・さいとういくみ<後編>

【対談】秋田若手シンガーソングライター・さいとういくみ<前編>

2018年11月3日

【後編】は秋田県のことと、
僕たちの地元・美郷町について対談しました。


▲お互い同級生。

 

美郷町ってパッとしないんだよね。

じゃんご:前編でも少し触れましたが、僕たちの地元(美郷町)のどこが好きなの?

いくみ:何が好きなのかなぁ~…?

じゃんご:自分の場合は友達がいるから、地元はいいって思える。喜怒哀楽なんでも共有できる最強コミュニティーがあるところが好き(笑)

いくみ:あぁ~そうだもんね。
(同級生だからわかる)

いくみ:…美郷町、パッとしなくない?

じゃんご:しない。(真顔)

 

いくみ:だから…

じゃんご:風穴をあけたいの?笑

 

いくみ:違うし!なんかカッコイイ(笑)

じゃんご:俺はそう思ってるけど!

 

いくみ:…でもそんな感じかも。美郷町って…

じゃんごぶっちゃけパッとしないし、いい環境だとは思うけど、どこが良いかって聞かれたら「友達が良い」くらいしか胸張って言えない

いくみ:美郷町は自分たちが今できる世代だから、なにかしてきたいよね。

じゃんご:多分、パッとしないって「自分たちの世代」でパッとしてないんだと思う。きっと上の世代の方とかは、美郷町ってパッとしてる(美郷ジャズさんとかラベンダーとか龍角散生薬もあるし)って言えるんじゃないかな?あとはどれだけ美郷町の人を知ってるか。
若者世代が注目するとか、面白いって思える何かが無いから、パッとしないんじゃないかって今思った。

じゃんご:いま、若者が美郷町でパッと浮かぶのって「ゴマシオキッチン」か「ミズモ」くらいじゃない?(笑)
若者(僕)たちが思い描いた理想のまちじゃないから、パッとしないんじゃないかって思う。

いくみ:んだね~。そうだね~。
秋田のことを歌いたいな~、勉強しなきゃな。

ゴマシオキッチン:いっつも人気のカフェ。コースターデザインが人気。
ミズモ:秋田県美郷町のマスコットキャラ。青くてかわいい。

 

秋田だから、運転は嗜好の時間。

じゃんご:いくみが思う、秋田のいいところは?

いくみ:私、車運転できるところ好き
結構、曲も運転しながら歌えるし!

じゃんご:わかる!やってる!
朝は対向車線の人から歌うの見えて恥ずかしいけど、夜は見えないから無敵!みたいな(笑)

いくみ:超わかる(笑)

じゃんご:あと、信号待ちで横に車きたときね。
歌いずらい。

いくみ:こんぐらい(車半分くらい)ずらして止めるよね(笑)

じゃんご運転できて歌えるのっていいね。
車社会が日常だから、気づかなかった。

いくみ:ひとりで行きたいところに行けるのも好き。秋田は行きたい場所が離れていて、一つひとつ寄れないじゃん。それも結構好きなの。移動してる時間が!




秋田コミュニティーの話

じゃんご:いくみのライブシーンって、秋田がメインだからご年配の方ともコミュニケーションとる機会って増えるよね?
どんな感じで反応してくれるのか気になる…。

いくみ:イベントだとご年配の方、多いね~。

じゃんご:聴いてくれてる?

いくみ:聴いてくれる!
私の歌でおばあちゃん、泣いてくれたの!

じゃんご:え~すごい!!感動したんだね~。

いくみ私も泣くの!

じゃんご:え~みんな泣いてる~!(笑)
見ず知らずのおばあちゃんが、だよね?

いくみ:そうそう!結構、ご年配の方って聴いてくれて身振り手振りでエール送ってくれて、すごく嬉しい!
この前なんて、病院行ったとき、看護士さんから「この前歌ってましたよね?」って言われて、なんで知ってるのかな~と思って聞いたら、毎年、横手の音フェスを見てくれてる看護師さんらしくて。

じゃんご:どんどん注目されてますね~
羨ましい。嬉しいね。

いくみ:なんか変な顔で出歩けないな~(笑)

 

ALVEのライブ


▲2018年3月:アルヴェでのライブ。

じゃんご:「秋田で働きながらステージ立つ」を体現しているいくみだけど、もしこれからシンガーソングライター目指している高校生とか、秋田で夢見てる人たちに、なにかできるアドバイス、ありますか?
例えば「こうしたら秋田で自立できる」とか「こうしたら秋田のステージに立てる」とか。

いくみ:私が教えて欲しいそれ(笑)

いくみ:簡単な気持ちで挑戦できる方法は、お客さんからお金をもらわないこと。私、ライブハウスでライブしたことなくて…最初はALVEのライブだね。

あとは、やっぱり「やってみること」が大事。私もこの前のライブ失敗だらけで、何回も突っかかったりしたけど…。

じゃんご:どんどん、やったらいいよ!って
どの世界も共通だよなぁ~。

いくみ:やることに意味があるんだよね。
どんどんやればいい!

じゃんご:やっぱり秋田の夢見るアーティストには「ALVEのライブ」はオススメなの?

いくみ:秋田駅とかは許可必要だしね。ライブハウスもチケット売れなかったら結局自腹だし(リスクが高いしプレッシャー)。その反面、ALVEのライブは聴きたい人が聴ける空間ができあがってるし、いいよね!(アルヴェきらめきパフォーマーのページはコチラ

 

私はフリーでも歌いたい。

いくみ:私、ギャラ発生しなくてもいいから歌いたい!無料でもいいから!

じゃんご:なに突然!?マジですか?

いくみ:歌うのが好きだから、ね。

じゃんご:ハングリーさ、いいじゃん!なんか協力できることあったら言って! いまのところ、秋田をメインに音楽活動してるけど、東京とかで歌ってみたい!って思う事はない?

いくみ:東京で歌いたい!
私、路上に立つ前はネットでしか歌を配信してなくて、そこで全国各地につながりができたから、この前は「東京でライブしない?」って声かけてもらったりした~♪

じゃんご:そしたら今後は、
県外での音楽活動もある感じ?

いくみ:あるかもね。仙台とかでも歌ってみたい!勿論、美郷町(地元)で1番歌いたいです!

じゃんご:同郷だから全力応援する!!
今後の活動予定ってどうなってるの?

いくみ:12月に横手でライブする予定です。まだ詳細は決まってないけど、そのうちお知らせできると思います。

じゃんご:そしたら今回はこんな感じで終了です!

いくみ:ありがとねぇ~!!

じゃんご:こちらこそ。今度ライブいく~。




おわりに

秋田のシンガーソングライターであり、僕の同級生でもある、さいとういくみさんと対談させていただきました。

この対談は、共通の知り合いの結婚式2次会で「じゃんごブログやってるから、いつか紹介したい!」と、僕がアプローチしたのがキッカケでした。

同じ青春を駆けた、いくみさんと僕。

こんな風に対談する未来は予想してなかった。こんな将来になっているなんて中学生の僕らは予想もしていなかった。

だからすごく楽しい対談だったし、
共有できる部分がいっぱいあった。

目が輝いている同世代に、
久々に会った気がする。

【対談】秋田若手シンガーソングライター・さいとういくみ<前編>

2018年11月3日

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ABOUTこの記事をかいた人

じゃんご

会社辞めたフリーランス。秋田県の情報や趣味・生活に役立つコンテンツを発信中。ライター『秋田県広報広聴課公式note・あきたびじょんBreak』『Yahoo!JAPANクリエイターズプログラム』『WE LOVE AKITAマガジン』|横手かまくらFM『おかもとじゃんごのカマドキャス』毎週レギュラー※記事にAD・監修を含む場合あり