今後どうなる?「キャッシュレス決済モデル地区」に選ばれた横手市

じゃんご
横手市が「キャッシュレス決済モデル地区」に選ばれました!

2020年4月24日、クレジットカードや電子マネーといった、現金以外で支払うキャッシュレス決済の拡大を促進するための「キャッシュレス決済モデル地区」に、横手市が選ばれました。

この記事では、横手市がキャッシュレス決済モデル地区に選ばれたことで、今後どうなるのかをまとめています。

この記事でわかること
  • キャッシュレス決済モデル地区の説明
  • どんな場所がキャッシュレス化されるのか
  • 横手市は今後どうなるのか

キャッシュレス決済モデル地区の説明

秋田県横手市がキャッシュレス決済モデル地区に選ばれたことで、今後の支払い方法がどのように変化していくのでしょうか?

そもそも、「キャッシュレス決済」って何?

じゃんご
キャッシュレス決済とは、現金以外の方法で支払うこと!

キャッシュレス決済とは、現金以外で支払うことを意味します。

キャッシュレス決済の方法は以下の通り。

キャッシュレス決済の方法
  1. クレジットカード
  2. 交通系ICカード
  3. 流通系ICカード
  4. タッチ型決済
  5. QRコード決済 など

海外では、近距離無線通信規格の「NFC」を搭載したクレジットカードなどが普及されてはじめているように、世界でのキャッシュレス決済化は着実に進んでいます。

経済産業省は2025年までに紙幣・硬貨を使用しないキャッシュレス決済を40%まで引き上げる「キャッシュレス・ビジョン」を策定していることから、日本もキャッシュレス決済化に積極的と言えます。将来、現金を持たず、カードやデバイス機器を通して支払う方法が一般的になるのかも知れません。

 

「キャッシュレス決済のモデル地区」とは?

「キャッシュレス決済のモデル地区」とは、現金以外の方法で支払うキャッシュレス決済の拡大を推進するために、政府が選んだエリアのこと。

モデル地区には全国29の自治体が選ばれており、国が優先的に予算を配分して支援することが決まっています。

ちなみに秋田県横手市は、東北唯一のキャッシュレス決済のモデル地区として選ばれています。

キャッシュレス決済のモデル地区(順不同)
  1. 秋田・横手市
  2. 群馬・富岡市
  3. 山梨・都留市
  4. 東京・台東区
  5. 東京・中野区
  6. 東京・八王子市
  7. 茨城・行方市
  8. 千葉・我孫子市
  9. 神奈川・松田町
  10. 静岡・焼津市
  11. 静岡・浜松市
  12. 愛知・豊橋市
  13. 愛知・東郷町
  14. 三重・桑名市
  15. 三重・明和町
  16. 大阪・豊中市
  17. 大阪・四條畷市
  18. 宮崎・都城市
  19. 宮崎・新富町
  20. 石川・宝達志水町
  21. 兵庫・尼崎市
  22. 兵庫・南あわじ市
  23. 鳥取・琴浦町
  24. 島根・美郷町
  25. 山口・周南市
  26. 大分・大分市
  27. 大分・日田市
  28. 熊本・宇城氏
  29. 沖縄・那覇市

 

どんな施設がキャッシュレス決済化になるの?

じゃんご
飲食店など店舗より先に、自治体からキャッシュレス決済化を図るみたい。

「キャッシュレス決済のモデル地区」に選ばれた自治体は、窓口や公共施設のキャッシュレス化を図っています。

窓口では住民票の発行手数料、保育料の支払いなど幅広いケースでキャッシュレス化が想定されています。

キャッシュレス決済を利用している人は、年代や地域によりさまざま。そのため、飲食店などの店舗ではなく”自治体単位からキャッシュレス決済化”の浸透を図ります。

 

また、横手市はJR横手駅東側を対象にした同駅前東口第二地区再開発計画が進められています。商業・業務施設・ホテル・分譲住宅・公益施設などを備えた再開発ビルの建設を検討している段階なんだとか。(横手駅東口周辺に新施設たくさんできる予定だよ!っていうことです)

最近もスターバックスコーヒー横手店がオープンしたりと、話題が絶えない横手市です。

 

キャッシュレス決済のメリット

横手市がキャッシュレス決済のモデル地区になったことで、「そろそろキャッシュレスにするかな~?」と思っている方も多いのでは?

じゃんご
僕もまだキャッシュレス決済をしていません!

未だに現金を持ち歩き、細かいおつりを探し出してはポロッと落とす現金信者とは僕のこと。

しかし、この先もキャッシュレス決済化する店舗が増加傾向にあるので、これを機にキャッシュレス決済に挑戦してみようかと思います!

まずは、メリット・デメリットを学んでいきましょう。

 

財布を持たなくていい

キャッシュレス決済の最大のメリットは、財布を持ち歩かなくてよくなることです。財布って小銭が多いと意外と重たくなり、荷物になりますよね?

僕は普段、長財布から所持金を出し入れしているのですが、キャッシュレス決済にすることでこれがなくなります。

また、レジ前で小銭を探す時間がなくなり、おつりを受け取る手間もかかりません。スマホやカードで支払うことで、支払いは各段とスムーズになるのです。

急いでいるときの支払いなどにも便利ですね。

 

ポイント還元がある!

カード会社やキャッシュレス決済サービスによっては、決済に利用した金額に応じてポイントが還元されます。

たまったポイントは別の支払い時に利用可能。現金ではポイントがたまらないので、圧倒的にキャッシュレス決済のほうがお得なのです!

また、payPay(ペイペイ)なら、お店のPayPay決済で、最大3%戻ってくるサービスが利用できます。

 

お金の管理がしやすい

キャッシュレス決済を利用すると、各種サービスを通じて利用履歴が残り、いつでも残金や使った金額を確認することができます。

日々の主出を管理する人(家計簿をつけている人)にもぴったりだと思います。また、現金を持ち歩かなくてもいいので、ATMに並ぶ必要もなくなります。

キャッシュレス決済は現金を持たないので、利用する際に心配になるかもしれません。しかし、今後キャッシュレス決済がもっと普及していくと”あたりまえ”になる日がくるはずです。

遅かれ早かれ、キャッシュレス決済に慣れておく必要があると思います。

 

接触がないから衛生的

キャッシュレス決済は、現金に接触せず衛生的に支払うことができます。連日話題の新型コロナウイルス対策にもつながります。

ウイルスの感染予防効果もあるキャッシュレス決済は、今後も需要が高まりそうです。

 

キャッシュレス決済のデメリット

いくら便利なキャッシュレス決済とはいえ、デメリットも存在します。

この点が、「キャッシュレス決済に渋ってしまう理由」となりますね。僕も以下のようなデメリットが心配です…。

 

無駄遣いしてしまう可能性がある

キャッシュレス決済は現金を持ちません。そのため、レジでお金を支払う際の「お金を使った感覚」がありません。

サービスを通して「いくら使ったのか」という履歴は残りますが、確認しないで使っていると、無駄遣いしてしまう可能性があるのです!

キャッシュレス決済を利用するなら、無駄遣いしてしまわないよう、購入履歴を毎日確認するなどの管理を徹底する必要がありますね。

 

スマホ決済は充電がなくなったら支払えない

スマホでキャッシュレス決済しよう!

…スマホの充電がない!泣

という事件が起こりやすいのが、スマホのキャッシュレス決済。せっかくレジの前まで来たのにスマホの電源が落ち(または故障して)、キャッシュレス決済ができないシーンが予想されます(めっちゃ怖い!)

対策としては、「スマホ以外にもキャッシュレス決済できるデバイス(カード)を持ち歩く」「モバイル充電器を常に持ち歩く」など。

 

使える場所が限定される

キャッシュレス決済は、お店によって「使える」「使えない」があり、場所が限定されます。

キャッシュレス決済モデル地域に選ばれた横手市も、まずは自治体から導入していくようなので、全てのお店で使えるわけではありません。

いずれはほとんどのお店がキャッシュレス決済に対応されると思いますが、2020年春現在、使えないお店があるのは事実です。そのため、出かける前にお店の決済情報を確認することが多くなることが予想されます。

以上のメリット・デメリットを踏まえて、上手にキャッシュレス決済を導入していきたいですね。

 

まとめ

横手市がキャッシュレス決済モデル地域に!
  • モデル地区には全国29の自治体が選ばれている
  • 飲食店など店舗より先に自治体からキャッシュレス決済化を図る
  • 住民票の発行手数料、保育料の支払いなどに導入予定
  • キャッシュレス決済にはメリット・デメリットがある

今回は横手市がキャッシュレス決済モデル地区に選ばれたことにより、今後どのような動きがみられるのかをまとめました。

キャッシュレスは現金を持つ必要がなくとても便利ですが、使い過ぎには注意したいところ。最初は慣れないかもしれませんが、僕も少しずつ順応していきたいと思います!

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