どうもです。じゃんごブログ編集長です。
人口は100万人を切り、少子高齢社会・若者の県外流出のトップランナーである秋田県。秋田県に住む、人生の先輩たちは言います。
若い人少なくなって…。
若い人が少なくなって「まちに活気がない」「会社が高齢化している」「働く人がいない」と、まるで「秋田の未来はない」のように若者に対してプレッシャーをかけてきます(笑)
「地域にいる若者が頑張っている」というニュースを見ても、30代や40代の若者?が活躍されています(素晴らしいことです!)。ですが、私は思うのです。
若者って20代じゃね!?
地域における【30.40代の方々=若者】って、新弟子検査の背伸びを見て見ぬフリをするのと似てませんか?一見、「ウチの地域には若者がいるよ感」が出て良いのですが、実際のところ20代は活躍しているのか?という事が見えてこない気がします。
とにかく私の目線からだと「若者って20代じゃね!?」と思えてくるのです。
本当に若者はいない?
以前、じゃんごブログでは「あと83年で秋田県消滅する説」という記事を書きました。
あと83年すれば、秋田県の人口はゼロになる。という仮説です。この記事では本当に秋田の未来はどうなってしまうのか、という事に追求しました。
私は、秋田県の人口はこのまま右肩下がりで減少していき、親世代が天国に行ってしまったら地元がなくなる。と考えています。マジです。
<秋田の未来予想図>
空家だらけで人いない→地元消滅
そんなの悲しいですよね?
若者必要!
地元に若者って必要?
秋田県に住み、地元企業で働く私の周りでは
圧倒的若者不足
です。
どこの会社も若者不足(人手不足)。人手不足による超過勤務で、せっかく入社した若者が退職していくなんてザラです。そして会社に若い人はどんどん減少していき、「若者が少なくなって…」という声が上がってきます。
このように「人手不足」「若者不足」と全国各地で耳にする問題ですが、そもそもどうして地元(地域)に若者が必要なのかを紐解いていきたいと思います。
例えば、子供活動の支援。
以下より「例えば…」の話をします。
秋田県外に住んでいる若者になったつもりで想像してみて下さい。
一度、秋田県を出たあなた(若者)は地元秋田で何かしたい!という一心で帰郷。
「子供活動の支援」を企画しました。内容は「子どもたちのためのクリスマスパーティー」です。勿論、あなたの地元には若者が少ないです。
久しぶりの地元はどうですか?助けになる人はいますか?友達は?活動資金はどうする?
…問題は山積みだと思います。
- 近所の人の顔も知らない
- 関係性が希薄
- 居心地が悪い
- 地域行事が楽しくない
- 子供・若者が大人にものを言えない
クリスマスパーティーは地元の親御さんに告知済みです。あなたはこの企画をやり遂げなければなりません。
地元の子どもたちの為に、数少ない友達やツテを使い、必死に動くあなた。その熱意に感化され、次第に地元の大人たちも協力してくれるようになり、仲間が増えていきます。
すると
若者が子供を支援し
大人が若者の支援をする環境
ができてくるはず。
見事、「子どもの為のクリスマスパーティー」を大成功に導いたあなた。地元の将来に尽くした満足感でいっぱいです。そのとき、このような変化に気づくはずです。
- お互いの顔が見える
- お互いに話ができる
- みんな(子ども・若者・大人)の居心地がよい
- 子どもが健やかに育つ
- 若者の成長、社会的自立
このように、自分も相手にとっても住みやすい元気な地域が生まれてくると思いませんか?
▲「若者が地域(大人・子ども)と関わることでどうなるか」の図。
たとえ「子供活動の支援」でなくとも、若者(あなた)が地域(大人・子供)と関わると、それが地域のエッセンスとなり、継続して関わりつづけていくことで仲間(若者)が増え、元気な地元が生まれてくるのです。
こうして子供・若者・大人が協力することで、一緒に課題を解決することができれば、地域の人たちの一体感が生まれ、地域社会の再生につながります。
若者はまちづくり・地域づくりにおいて、必要不可欠な人材なのです。
参照:なぜ若者の参画なのか – 神奈川県ホームページより
じゃんごと秋田について
いつか地元に帰りたい!
いつか、地元(秋田)に帰りたい!地元を元気にしたい!と思う若者はどれだけいるでしょうか?
私は、大学卒業後、東京へ就職しようと考えていました。勿論、東京に就職してもいつかは秋田に帰るぞ!という気持ちで”華の都大東京”へ羽ばたこうとしていたのですが…
「いつか」じゃ遅い。
私は「いつか」だったら遅い気がしました。
両親が年老いた頃、都会から帰郷した私は、すぐさま地元の問題の本質を見抜き、適任な協力者を見つけ、行動(仕事)していけるのか。と疑問が浮かびました。それよりだったら、大学卒業後、人や自然の流れを直に体感できる秋田に住み、「これからどうするべきか」「自分は何をすべきか」を考える方が、秋田が抱える問題がクリアにみえてくる。
最初から秋田にいよう。そして何かやろう。
実際、秋田に住むことでクリアに見えてくる問題や課題。それらの解決策に若者目線で貢献したい!と考えて実行しているのが、「じゃんごブログ」です。
明日仕事なのに、別に書かなくてもいいのに、何故深夜まで秋田の記事を書き続けるのか。その答えは簡単で、秋田の事を深く・濃く発信できるのは秋田県民しかいないから。あと、若い人が県外いっちゃうから、リアルタイムで秋田の情報をお届けしたいと思うからっ!届け俺の想い!
— じゃんごブログ編集長@秋田ブロガー (@jango_hensyu) 2017年12月4日
秋田県を出た若者へ
<今回書いたことのまとめ>
- どうして地元(集落)に若者が必要なのか
- 若者が地域と関わるとどうなるか
- じゃんご(私)と秋田について
「秋田県を出た若者へ」というメッセージ性が強すぎるタイトルで今回書いてきましたが、メッセージ性は特にないですw
秋田県に来たらこうなるかも。秋田って今こんな感じなんだぁ~。というように、県外にいる秋田出身者の方にリアル秋田を知って頂けたら幸いでございます!