どうもです。
秋田ブロガー・ライター・YouTuberの
じゃんごブログ編集長です。
つるつるぷりぷり食感がクセになる食材で有名な「じゅんさい」
そんな「じゅんさい」は日本で古くから収穫されており、秋田県三種町は生産量が日本一となっています。
ところで、じゅんさいが三種町で有名で絶品食材だということは既にご存知だとは思いますが、名前の由来・語源って知っていますか?
なぜ「じゅんさい」と名付けられたのか。
本日は「じゅんさい」の名前の由来・語源についてご紹介していきます!
「じゅんさい」の名前の由来(語源)って知ってる?
「じゅんさい」って何?
じゅんさいとは水面に葉を浮かべる水草の一種。主に淡水の沼に生息しています。
茎から出てくる新芽はゼリー状のぬめりがあり、なんとも言えない食感がクセになります。
秋田県三種町はじゅんさいの生産量が日本一。
ジュンサイの収穫時期は4月下旬から9月上旬と言われており、最も収穫できるのは6月頃と言われています。
どうやって食べるの?
じゅんさいの食べ方は大きく分けて2種類。
ひとつは、そのままいただく「生じゅんさい」と「水煮・酢漬けじゅんさい」があります。
じゅんさいときりたんぽの安藤食品公式HPでは、「生じゅんさい」と「水煮・酢漬けじゅんさい」の作り方を動画で紹介しています。
「じゅんさいの食べ方がわからない!!」という方はぜひ参考にしてみてください。
料理サイトではアレンジレシピなども多く掲載されています。
秋田生まれの筆者は、ホテルの夕食などでよくじゅんさい料理を食べていました。たまに食卓でも食べる機会があったような…。
名前の由来・語源
「じゅんさい」の由来(語源)を紹介します。
じゅんさいを漢字で書くと「蓴菜」となります。
見慣れない「蓴」という漢字は
「ぬなわ」と読めます。
古事記や万葉集の中では、じゅんさいのことを「ぬなわ」と呼んでいたそうです。
「ぬなわ」とは「沼縄」のことで、じゅんさいを収穫すると縄のように長いことから来ています。
この「蓴(ぬなわ)」に「菜」をつけると漢字の「蓴菜」となりますが、このまま読むと「ぬなわな」になってしまいますよね?超読みにくい。
調べたところによると、蓴菜を音読みにすると「じゅんさい」と読めるようです。
音読みで「じゅんさい」と呼ばれるようになったのは室町時代頃からのようです。
それまでは「ぬなわ」
由来・語源って意外と知らない!
今回は「じゅんさい」の由来・語源についてご紹介してきましたが、まだまだ語源を知らない秋田の食材・特産品がたくさんあると思います!
例えば、しょっつる。
秋田には「しょっつる鍋」や「しょっつる焼きそば」など、しょっつるを使った美味しい料理がありますが、語源ってイマイチわからないですよね?
なんで「しょっつる」っていうのか。
「しょっつる」は秋田県の方言。
「塩汁」のこと。
塩→「しょ」
汁(つゆ)→「つる」…というように訛ったところから来た言葉が「しょっつる」
またの機会に秋田の語源シリーズ記事書いていきたいと思います!
今回は以上です!