どうもです。じゃんごブログ編集長です。
先日、稲刈りをしました。
稲刈りなう。 pic.twitter.com/EB2jQB9K7g
— じゃんごブログ編集長@秋田ブロガー (@jango_hensyu) September 24, 2017
ようやく稲刈りの作業も終了し、ひと段落…..
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しません!!!
稲刈りが終わったらやることがもう一つ。
そう、イナゴ収集です!!!!!!
私がイナゴをとる理由。
収穫を迎えたイネに近づくと「カサカサ..」と音がします。これは人の気配に気が付き、イネの茂みに隠れているイナゴの音。春に植えたイネが秋に収穫を迎える頃、いわば稲刈りの時期にイナゴは大量に発生します。
イナゴが生息する地域では、イナゴを佃煮にして食べることで有名。筆者が住む秋田県南もまた”イナゴが生息する地域”で、おばあちゃんが作ったイナゴの佃煮を昔から食べていました。
当時(小学生くらいまで)はウマイ!と言いながら、イナゴを食べていました。しかし、中学生の頃から「イナゴを食べるなんてグロテスク」と拒絶するようになります。大人になった今では、人間が食すものではないと思っています。
突然話は変わりますが、秋田県では「後継者不足」の問題がよくニュースなどで話題になります。伝統芸能や工芸品、お祭りなども後継者不足。もしかしたら、なまはげも絶滅してしまうかも…。
私は稲刈り作業中、「秋田の後継者不足問題」を真剣に考えていました。すると、このようなことを閃いたのです。
イナゴの佃煮も「後継者不足」じゃない?
グロい、キモい。
大人になるにつれ、イナゴの佃煮を敬遠してきた私。【昆虫を食べる斬新さ】と【持ち前のグロさ】で、今ではゲテモノ料理扱いされているイナゴの佃煮。私は好んで食べようとは思わない。きっとみんなもそうじゃない?
2017年9月現在、「日本でイナゴの佃煮を食べる人」はどれくらい存在するのだろう。「イナゴの佃煮を食べる習慣」がある田舎の家庭より、テレビの罰ゲームや、話題性を求めるユーチューバーのほうがイナゴをよく食べているのではないか?と思う。
ゲテモノ料理扱いされて終わり!?
イナゴの佃煮を食べる文化は絶対に減少している。だから私は今秋、イナゴの佃煮を作り”イナゴ文化”を本気で受け継ぐ覚悟でいる。そして手塩にかけて作ったイナゴの佃煮は絶対にウマイのである!(写真を見ると更にグロいし食べたくない…)
このブログに書き留めることで”イナゴ文化”を保存し、半永久的に”イナゴ文化”を継承し続けることが今回のミッションだ。
もう一度言う、絶対にウマイぞ!(自己暗示)
始めまして
我が家では、イナゴの佃煮毎年楽しみにしていました。小さいときですが、よそ様の田んぼに入って、イナゴを取って、ゆでで、羽と足を取って乾燥させて、佃煮にする。懐かしいなあ。好きでしたよ。