【告白】八方美人がコンプレックスです。

今日は秋田のことではなく、僕のことを書きます。

秋田の情報を期待していた方、
大変申し訳ございません!

明日から通常の記事書きます!

 

【告白】八方美人がコンプレックスです。


コンプレックスを打ち明けてみる

突然ですが、今回の記事では僕のコンプレックスを告白したいと思います。

なぜこの場でコンプレックスを告白するのかというと、「コンプレックスを誰かに打ち明けてみたら心が軽くなる」って、誰かが言っていたから。

ネットで、僕のメディアでそれを試してみたい。

この記事の反響がどうとか、イイネの数がどうだとか、自分でも半分何を期待しているかわからないまま殴り書いたこの文章…

この記事は、Crazy完全な試みなのである。

 

コンプレックスを「強み」にできるのか?

成功者は言う、

あなたのコンプレックスは個性」だと。

仮に僕のコンプレックスが個性だというのなら、それはきっと間違っていると思う。

だってそのコンプレックスは、
いまだに自分を苦しめているものだから。

 

僕のことを秋田ブロガーとして、秋田ユーチューバーとして「個性あふれる魅力がある人」だと間違って認識している方がいると思いますが、なんてことはありません。

ただの人です。みなさんと同じ。

僕は未だにコンプレックスを強みにできていない、個性なんてまるでないような、そんな人間です。

そもそも、「コンプレックスを味方にする方法10選」とかいうネット記事を読んだところで、コンプレックスを強みにできた試しがありません。

 

コンプレックスとは何か?

偉大なるビッグデータを搔い摘むGoogle先生へお尋ねしたところ、

精神分析で、感情の複合。現実の意識に反する感情が抑えつけられたまま保存され、無意識のうちに現実の意識に混じり込んでいるもの。強迫観念や夢はこの複合が象徴的に現れたもの。

と、即答された。

いまいちよくわからない。

今回の検索結果のように、僕はたらたらと前置きをし、簡潔に表現できていないのが嫌いだ。

先日、「食品衛生責任者」について調べる機会がありネットで検索してみると、それはもうたらたらどころではないたらたら感の記事があふれていて、本当にイライラした。蕁麻疹がでそうな程だった(でてないが)

それくらい簡潔に表現できていないのが嫌いだから、じゃんごブログは簡潔で分かりやすく表現することを大事にしています。

 

あ、話がそれたけど、

僕のコンプレックスは、八方美人です。

 

好かれたいから奴隷になる

今思えば、僕が八方美人になってしまった原因がひとつ思い浮かぶ。

小学校から高校まで続けた野球だ。

詳しく言えば、野球部だ。

 

野球部は会社組織と似てると思う。

少なくとも、僕が経験した野球部はそうだった。

監督(社長・上司)がいて、部員(社員)がいる。

【死に物狂いでレギュラーを争う部員の姿】はまるで、【汗だくでノルマ達成を目指す営業マン】に瓜二つ。今になって、そう思う。

 

ずっとレギュラーメンバーでした。

小学校から高校まで。

自分でいうのもアレですが、僕はチームの中でそこそこ実力あったと思うけれど、それ以上に魅せることが得意でした。

アピールできる場所で結果を残すことは勿論のこと、学校生活の態度(あいさつなど)、話の聴き方など(目をみて聴くとか)、一挙一動監督が望む通りに動けた

ウラでは全然だけど、監督のいる前では何らかのプラス評価を得るために必死な野球部員。

それが僕でした。

 

最終的には、背中を向けていても監督の視線が僕に向いているのがわかったり、表情や態度などから意図を読み取ることができていました(たぶん)

だから、アピール・アプローチの仕方が計画的

「ここはこんな風に動いたらいい」とか「今、こういう態度で、こんな発言をしたらいい」と企むのが常になっていたんです。

 

監督の思い通りに動けば、
監督に認めてもらえれば、
監督の奴隷になればレギュラーになれる。

野球部で培った「魅せる技術」は、正攻法とは言い難い持論でガチガチに構成されていました。

 

「魅せる技術」は諸刃の剣

僕が身につけた「魅せる技術」は、大学生になってもずっと強みにしていた、たったひとつの武器でした。(大学では野球をやっていないが教授や偉い人に使えた)

この技術、本当に役に立つんです。

自分の目上の人に対して(社長・上司・監督・先生など)、ものすごく効果を発揮します。

つまり、僕が身につけた「魅せる技術」は、

相手の思い通りに動くこと
奴隷になること
決して反論しないこと

を念頭に置いて行動・生活することで成立します。

そうすれば、評価があがりやすい。認められて信頼を勝ち取りやすい。上にいきやすい…そういうものです。

 

新卒で地元の大手企業に勤めました。

選んだ職種は「営業」です。

そこでも「魅せる技術」は大活躍。

 

挨拶を忘れない気さくな好青年。

頑張る姿勢を忘れない。

飲み会に誘われれば即答OK。

追加で頼まれた仕事にも嫌な顔ひとつもしない。

何があっても断らない。

気が利く。

悪口を言わない。

営業結果もそこそこ残す。

ボロを出さない。

 

大学4年間でさらに精度を増した僕の武器は、さらなる光を放っていました。

あらゆる人事部が採用したくなるような人間になれるのが、僕の特殊能力であり、魅せる技術の本質です。

面接だけの採用だったら、正直落ちる気がしません(思い上がりだ)

 

…でも、ダメでした。

僕の「魅せる技術」は諸刃の剣でした。

もしかすると最初から、パチンコ広告を丸めて作ったクラフト片手剣を所持していたのかも。

 

上司に「無くなったので、一本いいですか?」って可愛くタバコをおねだりできるようになった頃、よく魅せようとしている自分の姿が嫌になったんです。

自分の心がどっかいってるな、って。

抑制しすぎていたんです。

自分の意志がどこにもない。

素直な心を言葉にできない。

八方美人、辞めたい。

 

八方美人から抜け出せない性格

会社を辞めたら「魅せる技術」が自然とデリートされると思っていたけれど、四聖勇者の盾の如く、手元から離れていきません。

目上の人に対し、自分の意志を素直に伝えることができないこのコンプレックスを「処世術」だと捉える人もいるだろうけど、僕にとっては邪魔者であり、素直な心に枷をかけている疫病神的な存在でありつづけています。

 

未だに八方美人の性格が、
無条件で発揮されてしまいます。

このブログにも、

「みんなから好かれたい」

「みんなから共感されたい」

「みんなから必要とされたる人間でありたい」

という醜い企みが、ひそかに忍んでいます。

 

 

多分この記事も、そう。

パーソナルな情報をこれだけの文字数で、いつもと違うやり口で発信しているのは、より魅力的な人間だと思われたいという卑しい気持ちの集大成です

あなたにここまで読ませてしまうような仕掛けを何日も前から、この記事の最初から、準備していたのだと思う。

ほんと醜い企みだ。

あぁ、書けば書くほど自己嫌悪。

 

…やっぱり「コンプレックスを誰かに打ち明けてみたら心が軽くなる」っていうのは、僕にとって謎理論でしかない。

多分、僕の八方美人コンプレックスをネット上ではなく、対人で誰かに伝えても「それは個性だよ」とか「いい方向に向かっているからいいじゃない。羨ましい…」といった具合で話をまとめられてしまうと思う。

 

解決案が欲しいわけではありません。

 

理解して欲しいとも思わない。

 

ただ、告白してみたかっただけ。

 

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