どうもです。じゃんごブログ編集長です。
2018年8月8日現在、秋田県議会は5つのテーマについて意見を募集しています。
秋田県議では議会の審査や政策提言の参考にするため、県議会への意見募集を行っているみたい。
募集している5つのテーマは以下の通りです。
- イージス・アショアの配備について
- 人的被害を伴う自然災害の防災対策について
- 若者の地元(秋田)定着について
- 学校の統廃合と部活動のあり方について
- 健康寿命日本一への取組について
今回はこのブログでも精力的に取り上げている「若者の地元(秋田)定着について」を私なりにまとめ、秋田県議会へ提出したいと思います。
そもそも、ブログで公開したものが県議会へ正式に通るかわかりませんが、とりあえず書きます。
秋田県民の24歳が県議会へ意見を提出するなんて、あんまりないだろうから…少しでも秋田の力になれば!!
「若者の地元(秋田)定着について」を秋田県議会へ提出してみた
(以下、本当に提出した文章です。)
<若者の地元(秋田)定着について>
私は秋田県南に住む24歳の独身男性です。
私は高校を卒業後、県外大学へ入学しました。初めて県外で一人暮らしてみると秋田のこと、地元のことを考える機会が増えました。
例えば、限界集落についてです。
私の地元(集落・部落)では、10代・20代が圧倒的に少ないです。もし、そんな状態が続き、私の両親世代が他界してしまったら地元に住んでいる人は果たして存在するだろうか?と考えるようになりました。
また、冬になると雪深くなる地元のこと、祖父母の世話や実家の長男であることを考えると、大学卒業後は秋田に就職したい・地元を守りたい、そう思うようになりました。
現在は地元企業で働いています。
地元で働いて2年半、秋田で生きていく上で課題や問題が見えてきました。
<収入が少ない>
私を含む秋田で生きていくと決心した友人たちが、よく口にしていることがあります。
「収入が少ない」という事です。
秋田で生きていく決心はしたものの、いざ若者不足の秋田で働くと、必然的に若者は必要とされ、仕事量が増えます。「就職して即戦力」は嬉しく、生きがいであると感じられます。
しかし、次第に自分に課せられた仕事量と収入がつりあっていないことに気づいてくるのです。事実、「週1回程度の休みで残業代・ボーナスなし」という友人もいます。
実際にはその会社レベルで議論する話題だと思いますが、県には働く若者へのサポート(奨学金返還金補助制度なども含む)を充実させて欲しい。
そうすれば、プライベートの充実や秋田県で生きる満足感、地元定着につながると確信しています。
<秋田で生み出す力>
「収入が少ない」と嘆く秋田の若者は転職を試みます。
転職した先でも若者は貴重な人材として扱われ、仕事をよくこなします。そしてまた、仕事量が多くなり収入とつりあわなくなる悪循環が続きます。
大学時代の就職活動では「いっそ県外就職して稼げる仕事につきたい」そう考える友人もいました。転職も同様だと考えます。
そんな中、秋田県の可能性を見いだし「県内で起業したい」と考える友人もいます。そのような若者をいかにサポートできるかを県で考えて欲しいと思います。
例えば、秋田で活躍する若手起業家のトークイベントやセミナー、起業を考えている若者への特典やサービスを充実させるなど…。
また、このようなイベント等を実際に運営する際、広報にも力を注いで欲しい。「実施しただけ」「新聞に載せただけ」では、秋田の若者には届かないし、響きません。
<秋田県の本気度が伝わらない>
「少子高齢社会」
「若者の県外流出」
「出生率減少」…
それぞれの県が抱える問題・課題に対し、具体的な策を実施しているが、”自分ごと”として捉えている若者は非常に少ない。
県の動きに対して注目していない認識不足は、若者の問題でもあるが、県はもっと若者に寄り添うことができる。
現状、県の課題や動きといったものはインターネットを利用すれば誰でも確認できてしまう。
しかし、多くの若者はそこまで辿りつかない。言い方をかえると、県の課題や動きに興味がないのだ。
興味が無い分、地元への関心が減り、若者が秋田を離れる。
広報活動の見直しや、若者に有効な広報媒体を積極的に活用するなどし、若者を秋田に振り向かせる工夫が必要だ。
(以上、提出した文章そのまま。)
きっと県議会の方々は
24歳の秋田若者が、1300文字以上の文章を提出してくるなんて絶対思ってない。
ただ、秋田の若者はこんな風に考えているだとか、自分なりにこうして欲しいだとか、伝えていかなきゃダメだと思うんです。だって自分が生きていく場所だし、自覚しなきゃいけない場所だから。
「自分だけが得して生きていけばいい」
なんて考え方、私にはできません。
経済面、資金面での行政の支援はあって然るべきだと思う。ただ、実施主体が行政だと言うことを前面に出すと、若者たちにとって政策(施策)が遠くやるのも事実。同じ目線で共感を得られる手法で、青年達が施策運用するシステムがあればなあ。 https://t.co/jQtTyL0O1o
— 高橋智 (@1hgfOOKnlUKuzSZ) 2018年8月8日
すごいです!これ、響くと思う
— じゅみこ (@jumi_ko) 2018年8月8日
(言葉が出ないほどの、ある種の感動)
読んでいて俺のことか!?とビックリした。
x年前のあの日。東京の会社の秋田出張面接の会場にいて、入社し、寮で一緒に生活した、同じ秋田県からの転出組だった彼は元気でいるだろうか… https://t.co/LAVZcZO1Gx— 佐野@ブラック企業渡り鳥 (@kaz_sano238) 2018年8月8日
これぞブロガーの良いところだと思っています😇
秋田の若者はグイグイ意見を言うタイプでは無いはず。ですので日頃から発信力を身につけ、こうして秋田のために行動を起こせる人はとても貴重であり、ぼくたちも勇気付けられます💪 https://t.co/INb3zXVlQY
— おさない@サイコパスブロガー (@0371blog) 2018年8月9日
俺も出してみよう! https://t.co/3xEqsssUCd
— Akitama (@Akitaandiwata) 2018年8月9日
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