この記事では、折りたたみ式4K高解像度トイドローン「LadyBird」を実際に使用した感想・レビューをまとめました。
LadyBirdドローンを実際に飛ばしてみたので、「LadyBirdの特徴」と「実際に飛ばしてみた感想・レビュー」を紹介します!
- クラウドファンディングを立ち上げたのは「合同会社 優心」
- 2020年1月30日にクラウドファンディング終了
- 2020年5月現在、専用ページより「LadyBird」購入可能(在庫あり)
目次
「LadyBird」の特徴
かなり期待されていたドローン
「LadyBird」がGREEN FUNDINGというクラウドファンディングサイトにプロジェクトを公開したのは、2019年12月6日のことでした。
当初の目標金額は15万円でしたが、その機能性が話題となり最終総支援額は940万集まりました。ちなみに、支援人数は584人でした。
総支援額・支援人数を見てわかる通り、LadyBirdはかなり期待されていたドローンなんです。
特に注目したい機能が「画像で4K、動画で2K高画質撮影が可能」ということ。トイドローンとしては珍しい機能が備わっているということで、筆者も迷わず支援させていただきました。
実はLadyBird、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、発注作業が大幅に遅れていました。
筆者の自宅にはプロジェクト終了の4ヶ月程後である2020年5月上旬に届きました。無事に届いてよかったです。
2つの視点を切り替えられるデュアルカメラ搭載
この「LadyBird」には、2つのカメラがついています。
正面のカメラは一番上から一番下まで180度調節可能(手動で調節)。下のカメラは真下を撮影することが可能です。
正面のカメラが真下を撮影できるため、「デュアルカメラにする必要ってある?」と疑問に思ってしまいますが、ついている分にはいいんじゃないかと思います。
写真は4K・動画は2Kで撮影可能
LadyBirdは、写真が4K・動画は2Kまたは720Pで撮影することができます。
実のところ、筆者は「折りたたみ式4K高解像度トイドローン」という説明をザッと流して読んで購入したので、4Kの動画を撮影することができると勘違いしていました。
実際には、動画は最高2Kまで。これから購入しようと考えている方は注意してくださいね!(実際に撮影した映像は下の方にあります)
折りたたみ式で持ち運びやすい
これはLadyBirdならではの素敵なポイント。トイドローンと言えどもやはり持ち運びやすさがあってこそ。
GREEN FUNDINGの専用ページからLadyBirdを購入すると、コンパクトなバックが付いてきます。持ち運びに便利なのがすごくいい。折りたたみドローンということもありかなりコンパクトにおさまります。
LadyBirdは期待されていただけあって、いろんな機能があります。正直、「3D宙返り」「ジェスチャー撮影」などは筆者にとって必要のない機能でした。
それでもこんなに機能がいっぱいあるなんて、すごいですよね~。
- ジェスチャー機能
- ビジュアルセンサー
- デュアルカメラ
- フォローミー
- 3D宙返り
- 自動顔面補正
- FPV機能
- オートホバリング
- スマホ連動
- 長時間駆動
- ジェスチャー制御
- フルHD
- ジェスチャー録画
- ヘッドレス
- 自動認識
- スピード調節
- ワンキー離陸
- ワンキー着陸
- 写真・動画
実際にLadyBirdで4K・2K撮影してみた
LadyBirdで撮影できる
- 写真(4K)
- 動画(2K)
をYouTubeにまとめています。画質などが気になる方はぜひ動画をご覧ください!
実はLadyBirdドローン…
画質が思ったのと違う!!
2Kで動画撮影できるなら、もっと画質がいいと思っていました!泣
写真も「う~ん」って感じです。つくっていただいた方には大変申し訳ないですが、自分的な総評は、5点満点中2点です。
2点だと思った理由は1つだけ。その1つさえなければ、大満足でした。
総評2点の理由:画質が死んでいる&ブレが多い(LadyBirdの悪い点)
筆者はトイドローンを使うのが初めてなので、なんとも言えませんが…思っていた画質とは全然違うくて、粗かったです。
僕はYouTubeに動画を投稿する時、画質がいい映像を流したい!と思っています。なので撮影動画を見てわかるように、「LadyBird」はYouTube用としておすすめできないものでした。
もしかしたら使い方・設定が間違っているのかもしれませんが、何度やってもこの画質でした。
ちなみに、720Pだと「アンチシェイク機能(ブレ低減)」が使えるのですが、それを使ってもブレブレ。そしてなぜか2Kだとアンチシェイクは使えませんでした。
とにかく、自分的に画質が粗さとブレが目立つドローンでした。
「動画が2K画質!」とうたってこのクオリティ…めっちゃ残念でした。あと、使わない機能が多かったです。逆に、綺麗な2K撮影ができてブレがないトイドローンであれば、5点満点でした。
それでも「LadyBird」にはよかった点もありました。
LadyBirdのよかった点
ドローン初心者用として最高
「LadyBird」はいわゆるトイドローンと言われる、軽量化されたコンパクトなドローンです。そのため、「ドローンをとにかく操縦してみたい!」という方におすすめのドローンなのかと思います。
高価で大きいサイズのドローンを買うより、こっちのドローンでも遊べる要素はあると思う。
操作性が抜群
付属コントローラーがすごく使いやすい。そして思った通りの操作ができる…これが一番感動した点です。
LadyBirdは思った通りの方向に進むし、細かいブレはあるだろうけど安定して飛ばせます。撮影環境として、風のない日がベストですが、多少の風があっても操作でカバーできました。
そして、縦・横、結構な距離を飛ばせます。思った以上でした。
田んぼで撮影したのですが、田んぼの端から端までは余裕。高さも10M以上は飛ばせます。これだけは最高でした。
スマホで操作できる
コントローラーがなくても、スマホでも操作できます(専用アプリをDLする必要あり)
スマホの画面を見て、撮影しているポイントが一目でわかるのがすごく便利でした。これなら初心者でも安心して飛ばすことができます。
ちなみに、このドローンのバッテリーは2個付属でついてきて、バッテリー1本:15分。2本で30分飛ばせることになります。
ドローンを操作するのは初めてだったので、自分の思い通りに操作するにはやはり練習が必要だと感じました。でも基本的な動作はちょっと触れば余裕でした。
LadyBirdの感想・レビューまとめ
- 総評として5点中2点のトイドローン
- 良い点は「初心者の最適」「操作性抜群」「スマホ操作ができる」
- 悪い点は「画質が粗い&ブレが多い」(4K写真の画質もかなり微妙)
LadyBird、せっかくだからもうちょっと使って、何か面白い映像がとれたらな~なんて考えています。
GREEN FUNDINGのサイトでまだ購入できたので、気になる方はぜひ!
何度も言いますが、画質重視の方にはおすすめしません!という感じで今回は以上です。