「おつゆ」といえば、味噌汁や汁物全般を指しますよね?
筆者は秋田県出身・在住ですが、家庭内では幼いころから「おつゆ」を使っていましたが…。とある記事を発見し、「あれ?もしかして『おつゆ』って、方言じゃね?」と思うようになったんです。
実は北海道の方言だった?
北海道Likersの記事によると、北海道でも味噌汁や汁物のことを「おつゆ」と言うことがわかりました。
そして、東北や近畿地方で使われることが多く、「お味噌汁のことを指すらしいぞ」、という認識は全国になんとなく広まっている様子。
当ブログの筆者のエックスでも、「おつゆ=味噌汁や汁物」という認識をみなさんしていました。
おつゆ=味噌汁・汁物
これって常識だよね???
— じゃんご@秋田ブロガー・ライター・YouTuber (@jango_hensyu) September 13, 2023
さらに北海道Likers記事内では、「おつゆ」の守備範囲はどこまでなのか?は、家庭ごと・人により違いがあると記載がありました。
確かに当ブログの筆者も、どこまでの汁物を「おつゆ」と呼ぶのかを考えたこともなかったな。
どこまでが「おつゆ」なのか
当ブログの筆者の「おつゆ」の守備範囲は以下の通り。
- 味噌汁
- スープ
- 豚汁
- お吸い物
- シチュー
- クリーム煮(○○煮全般)
- コーンスープ
こうしてまとめると、筆者の中での「おつゆ」の守備範囲を分析できますね。
筆者が「おつゆ」と呼ぶのは、さらさらした系の汁物。
「おつゆ」と呼ばないのは、どろどろした系の汁物でした。
その原理で言えば、秋田名物の「なべっこ」は、おつゆになります。
味噌汁のことを丁寧に言うと「おみおつけ」
「おみおつけ」とは、味噌汁のことを丁寧に表現した言葉です。漢字では、「御御御付」と書きます。
もちろん筆者の家庭では、そんなお上品な言葉を使ったことはなく、味噌汁といえば決まって「おつゆ」でした。
「おみ」は「味噌」、「おつけ」は膳でごはんと一緒に出される「汁物」のことのようなので、「おつけ」が変化して「おつゆ」になったのでは…?
また、秋田弁で味噌汁のことを「おずげっこ」とも言います。これは「おつけ(汁物)」に、秋田弁特有の語尾に「~っこ」がくっついたものでしょう。
「おつゆ」に関するまとめ
- 「おつゆ」は北海道・東北・近畿地方でよく使われている
- 「おつゆ」は汁物全般という認識がうっすらと広まっている
- 筆者は”どろどろした系汁物”を「おつゆ」と言わない
- 味噌汁のこと丁寧に言うと「おみおつけ」
- 秋田弁で味噌汁のことを「おずげっこ」と言う
以上、今回の「おつゆ」に関する調査でした。読者のみなさんによる「おつゆ情報」をページ下部のコメント欄で受け付けていますので、ぜひ。
ちなみに筆者が好きなおつゆは、豚汁です。
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