「流行に乗るのはダサいこと」だと、ずっと思っていました。
YouTuberが目の色を変えて紹介する新作のiPhone、TikTokでバズった人気曲、テレビで紹介されている今話題のスイーツ…。それを自分の生活の一部に組み込むことは、すべてダサいことだと思ってた。
だからiPhoneはずっと昔の機種のままでいたし、車で流す曲はいつも90年代。新作のスイーツよりも、安くて美味い、キャベツ太郎を食べていた方がよっぽどマシだ。
「これは欺瞞だ。自分に嘘をついている」
そう感じたのは、ブログやYouTubeを始めてからでした。仕事柄、強制的にではあったものの「流行に乗る」ということは、とても素敵なことだと気づいたんです。
朝食をとった後、SNSを徘徊したのち、パソコンに向かってテキストを打ち込む。お腹が減ったところで、その辺にあったカップヌードルを孤食する。そしてまた、テキストを打ち込む。疲れてきたら、好きなゲームをプレイして、寝る。
特に外仕事(フリーライターやブログでの取材)が無いときの僕は、いつもこんな感じです。表情筋や声帯がスリープ状態、なんてことはザラにあります。
この生活リズムに「流行」を取り入れてみると、どうなるでしょうか。
起きてすぐ、Bluetoothのイヤホンで流行の曲を聴く。そのまま朝食をいただきながら、今日のダルすぎる仕事の流れを確認したところで、Adoさんの『うっせえわ』が流れているのに気づく。「うっせえわ!俺のやりたいようにやる!」とクライアントに宣言できそうな自己肯定感が増してくる(やりませんが)※モチベーションアップ
PCに向かう。うっせえわ!…という、少し乱雑な気分でキーボードをダンダンとリズムよく叩く。結果、作業スピードがあがり、予定より早くタスクが終了する。※効率アップ
この前YouTuberが紹介していた、iPhone12Proに機種変更してみよう。バッテリーの持ちがよくなり、カメラ・液晶ともに、高画質でハイセンスなことに驚いた。※クオリティアップ
疲れたら、たけや製パンから発売された流行のスイーツ・マリトッツォを食べてみる。
(え、超おいしい…♡)
昔なら、「流行のスイーツ」なんてものはすぐ小馬鹿にして、キャベツ太郎を喰らってた。でも思考をシフトさせた今ではどうだろう…めっちゃ俺、イキイキしているじゃん!!
そもそも、「流行」という言葉を紐といてみると、「多くのヒト科の人間から支持を得ている」ということになる。つまり、ヒト科の人間である僕もそれに対し、支持しやすい(いいね!と思う)傾向にある、ということになる。
このマリトッツォ、いいね!と思った。
だってバナナボートの”あのクリーム”がたっぷり入ったスイーツですよ!?以前、このクリームだけでケーキを作ったことがある黒歴史は置いといて、バナナボートのクリームは、とにかく美味しい。いまだに「マリトッツォ」というスイーツの定義とテキスト入力のしづらさは謎だけど、生地もフワフワしてて、おいしい。
そして、この気持ちをみんなに伝えたい…という思いから、すぐさまパソコンに向かってこのブログを作成することができた。※幸せになった&効率アップ
いかがでしょうか。
「流行なんてクソ喰らえ!」とキャベツ太郎ばかり食べていた僕が、「流行」に乗ってみたら、モチベーションがあがり、仕事の作業効率もあがり、最終的には幸せまで感じるようになったではありませんか。
「流行に乗る」ということは、決してダサいことではなく、いいね!と思える数が増えること。それにより、生活や仕事の質があがり、幸せだって感じることができるんです。
「流行の唄も歌えなくて~」じゃなく、「どんどん聴いて、歌えるようにしてこ!」ってことが、幸せとか、素敵!って思える自分を作ってくれる気がします。
でもマリトッツォの食べ方だけは、よくわからん!
マリトッツォって、
フォークで食うのが正解なのか…?🤔 pic.twitter.com/Ga8pqOpwHO— じゃんご@秋田ブロガー・ライター・YouTuber (@jango_hensyu) June 15, 2021
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