どうもです。
秋田フリーランスの
じゃんごブログ編集長です。
今回は「あきたアグリヴィーナスネットワーク」の研修会に潜入してきました!この記事では、あきたアグリヴィーナスネットワークってどんな団体なの?どんな研修を行っているの?など、あらゆる疑問を解決していきたいと思います。
あきたアグリヴィーナスネットワークってどんな団体?研修会に潜入してきた。
目次
あきたアグリヴィーナスネットワークとは?
女性農業者の交流や情報交換の場
あきたアグリヴィーナスネットワークは、「女性農業者どうしの連携の輪を広げたい!」「農業加工の商品開発でヒントが欲しい!」と考えている20代~60代の女性農業者が参加しています。
ここでは、起業活動に取り組む女性農業者の情報交換・交流のほか、農産加工やビジネス展開の研修会、個々の活動内容や事業計画のプレゼンなどが行われています。
元々農業に携わっている個人事業主の方が多く参加しており、同団体の活動や研修を通して農産加工や商品開発の知識を学んでいます。これまで、同団体で開発されてきた商品は8点。自ら生産した農産物をもとに、アイデアとセンスで加工食品の商品開発に取り組んでいます。
今回筆者は、2019年12月に行われた研修会に潜入(見学)することに成功したので、リアルな活動内容をお届けします!
<これまで開発されてきた商品>
- 自家生産野菜を使用した乾燥野菜の味噌汁セット
- トマトピューレ
- トマトスープの素
- サルサソース
- 甘酒とりんごのアイス
など
応援団との連携も
あきたアグリヴィーナスネットワークでの活動を経て開発された商品は、個人で開拓した販路のほかに、仙北市にある食彩町家館でも販売されています。また、2019年11月4日(月)~12月1日(日)の期間は秋田空港で同団体の6人が開発した商品の展示販売も行いました(かなり売れたみたいです!)
2020年1月23日(木)には、秋田拠点センターALVEにてあきたアグリヴィーナスネットワークで開発された「商品お披露目会」と「活動報告会」が行われる予定です。ここでは、同団体の会員が応援団(企業)に対して活動報告や今後の事業計画をプレゼンし、応援団とのビジネスマッチングを目指します。
このように、あきたアグリヴィーナスネットワークでは自ら開拓した販路のほかに、応援団となる企業や団体との連携を図り、秋田県の女性農業者をサポートしているのでした!
農産加工・ビジネス展開の研修会
2019年12月18日。この日、あきたアグリヴィーナスネットワークでは株式会社ワンダーマート代表取締役 田中徳子先生による研修会「販路拡大スキル」が行われました。この研修は、個人が開発した商品の販路拡大に必要な知識や商品紹介のプレゼンテーションや商談の方法など、経営する上で必要となる実践的なスキルを学ぶことができます。
研修会の内容は細かく書くことはできませんが、講師の田中先生は秋田県の市場を題材にするなど、参加者に寄り添った内容で研修を進められていたのが印象的でした。このような研修内容なら、初めて参加する人でもわかりやすく、自分の作った農産物を加工し販売したいと考えている方にもうってつけだなと感じました。
<あきたアグリヴィーナスネットワークの活動内容>
- 農産加工や販路拡大に関する研修会
- 応援団への情報発信のための活動報告会
- 会員同士の情報交換
- 応援団となる企業や団体との連携(現在29団体が参加)
- ネットワークや会員の活動に関する情報発信
など
開発された商品を食べてみた!
「あきたほのかの豆ごはん」
あきたアグリヴィーナスネットワーク会員の小松瑞穂さんが開発した「あきたほのかの豆ごはん」。この商品は、大仙市の複合農家である小松さん自ら生産するエダマメの県産品種「あきたほのか」と、特別栽培米の「あきたこまち」を組み合わせて作られた、豆ごはんです。1袋280グラム入りで希望小売価格は500円(税抜き)。この商品は仙北市にある食彩町家館で購入することができます。
どんな味がするのか…実際に食べてみようと思います!
食べてみた感想
作り方はいたって簡単。開封したらまとめて研ぎ、5時間以上水につけてから炊飯器で炊くだけ。
無事に炊き終わり、炊飯器のフタを開けるとあきたほのかの豊かな薫りがフワッと広がりました。お好みでごま塩などをかけて食べると美味しさ倍増です。あきたこまちのモチモチ食感とあきたほのかコクある甘さと濃い味わいが絶品でした!
自分用としても、秋田土産としてもぴったりな商品だと思います♪ごちそうさまでした!
あきたアグリヴィーナスネットワークの活動について
会員申し込みは無料
あきたアグリヴィーナスネットワークでは、随時会員を募集しています。募集の対象は県内で農林漁業に従事している女性、または、今後、従事することが確実な女性で、農産加工などに関心のある個人の方で、入会費・研修参加費は無料(加工実習は一部材料費の負担あり)。
今回研修会に潜入してきましたが、より実践的なスキルを学べる場所だと感じました。そして実際に開発・販売されている商品もクオリティが高い!「ビジネスチャンスを獲得したい!」「新たな販路を拡大したい!」と考えている県内の女性農業者はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。参加の申し込みについては、秋田県公式サイトをご確認ください。
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