秋田県内陸南部に伝わる漬物「いぶりがっこ」。秋田といえばいぶりがっこと連想する人も少なくないのでは?
近年では「いぶりがっこ×チーズ」というように、いぶりがっこ×○○という組み合わせ商品が多数販売されるようになりました。
今回、道の駅美郷で見つけたのは、いぶりがっことラーメンを組み合わせた商品。その名も…
いぶりがっこラーメン
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「いぶりがっこラーメン」540円(税込)
初めて見たぞ!
ラーメンをこよなく愛する筆者ですが、いぶりがっこラーメンは初耳です。どんな味がするのか、どんなトッピングが待っているのか…。
もしかしたら本物のいぶりがっこが入ってたりして(笑)。まさか、そんなわけないだろう。
さっそく中身をレビューしていきましょう。
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紙にパッケージデザインされていたからあとで飾れるな←
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本体はフタがちゃんとついている仕様
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ほうほう、これが中身…
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….
って、本物あるじゃん!?
マジか。マジなのか。本当に「いぶりがっこラーメン」なんだな、お前。正直「いぶりがっこ風味」くらいと予想してたけど、はるかに上回ってきやがった(笑)
そういえばパッケージデザインや具のデザインに英語表記がある…え、もしかして海外でめっちゃ流行ってるの!?
謎は深まるばかりです。驚きを隠せないですが、もう一度内容を見てみましょう。
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麺、醤油スープ、ネギ、いぶりがっこパウダー、いぶりがっこ2枚(本物)
作り方は普段みなさんが食べているカップラーメンと同じ要領です。待ち時間は4分なので間違えないように。
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低温乾燥ノンフライの細麺
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銀袋に入っているネギを入れる
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こいつが「いぶりがっこパウダー」。なにも表記がないので一瞬不安になる筆者
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全体にまぶす
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大丈夫だよな?(いぶりがっこの香りがしたので大丈夫◎)
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内側の線までお湯を入れ、4分間ハロプロの曲でも聞いて待つ(筆者はハロヲタ)
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おっと、フタの上でスープを温めるのを忘れていた!(公式のやり方)
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4分経ったらフタを開けてスープを入れる
この後に主役の「いぶりがっこ(本物)」を入れるのですが…
ちょっとまって!温かいいぶりがっこってウマいの!?
ここで、一つの疑問に対峙した。
筆者は秋田県内陸南部出身だ。つまりいぶりがっこの聖地で育ち、今もなお住み続けている、いぶりがっこガチ勢だ。しかしいつも食べるのは冷蔵庫などで冷やされた「冷たいいぶりがっこ」だ。なので、「温かいいぶりがっこ」には少し抵抗がある。しかしここは、いぶりがっこガチ勢として食べてみるしかない。
たまたま弁当をレンジでチンしたら、添えられているミニ漬物が温かくなってきたのを散々見てきたじゃないか。しかもそれを、何事もなかったかのように食してきたじゃないか。
俺ならイケる。大丈夫。
そう言い聞かせて、おそるおそる「いぶりがっこラーメン」を完成させた。
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いくぞ…
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チャプ…
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うぉ~!チャーシューみたいになった~(笑)
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インパクト強くない?
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もうチャーシューに見えてきた(笑)
みなさまお気づきだろうか。そう、このいぶりがっこはチャーシューの役割を担っているんです!!
(;^ω^)
…いくらここで、「いぶりがっこラーメン激ウマだぜ☆やっほい!」とほざいたところで、きっとこの記事を見ているみなさんの顔は、
(;^ω^)
↑こうなっているに違いない。そうだろう?「きっと微妙だよね」って思っているんだろう?
論より証拠。このいぶりがっこラーメン、
普通にウマかったぞ
なんなら、「ウマ拉麺 イブリティーダービー」と記事のサブタイトルをつけようとしていたくらいだぞ。いぶりがっこパウダーがスープとよくマッチングしていて、角がとれて柔らかな口当たりが特徴でした。さらにいぶりがっこ(本物)は、チャーシューの如く麺と一緒に食べることでラーメン史上初の食感が楽しめます。塩味が効いていて、「これはこれでアリ!」と思わず口にしてしまうでしょう。
なにはともあれ、いぶりがっこラーメンというトガった商品を世の中にうみだした、秋田県湯沢市の有限会社 伊藤漬物本舗さんには脱帽しました。今後もいぶりがっこをベースとしたアイデアたっぷりの商品展開を期待しています!ごちそうさまでした!
…伝わったかな?
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