能代旅の途中で食べた「かましメシ」が最高の思い出になりました。

本日は僕の地元、秋田県美郷町にある「道の駅美郷」に来ています。道の駅って県内の最新情報を収集するのに、うってつけの場所なんですよね。

どれどれ、新しいパンフレットはあるかな～？

お！

初めて見るパンフレットです！

見つけたのは、2023年春から配布されている「能代市観光ガイドブック」。能代市の伝統ある”べらぼう凧”が表紙になっていて、かなりインパクトがありますね。

さっそく、中身を見ていきましょう。

パラッ

かましメシ！？！？！？

「かましメシ」って、聞いたことないな～。どんなメシなんだろう…。

よし、食べ行こ。

いくぜ、能代旅！

ということで、能代市観光ガイドブックの情報を頼りに、気になる「かましメシ」を食べに行きます！

電子書籍で見る「能代市観光ガイドブック」

紙で見たい人は、お近くの道の駅などで入手するか、能代市観光振興課（TEL：0185-89-2179）まで問い合わせてください！

能代市観光ガイドブックはこちら

「かましメシ」ってなに？

能代市でかましメシを提供している、「酒食彩宴 粋（いき）」さんに到着しました！ 新鮮な地元食材や郷土料理、おいしい地酒を楽しめるお店のようです。

さっそく、パンフレットの写真にある料理を注文してみましょう。

すみません、「極み炭火焼きピビンバと白神スープ」お願いします！

ありがとうございます。少々お待ちください～

― 待つこと数分…

お待たせしました！こちらが当店の、かましメシです。

能代名物の鶴形牛、白神地鶏、豚なんこつを中心に、地場食材で彩るピビンバ

うわぁ～、おいしそう。これが、かましメシ！！…ところで料理長、「かましメシ」って何のことですか？

かましメシは、あきた白神エリアの豊富で美味しい地場産食材を混ぜ合わせて、さらに味を変化させて楽しくいただくスタイルのご当地グルメです。

そっか～！もしかして「かまし」って、秋田弁ですか？

そうです。秋田弁の「混ぜる」という意味の「かます」と「メシ（ご飯）」を組み合わせた言葉が、「かましメシ」です。

ちなみに「白神地鶏」とは、比内地鶏と軍鶏（シャモ）をかけ合わせた品種の鶏のことです。

「かましメシ」のルール

かましメシには、3つのルールがあるようです！詳しくはこちら

1. あきた白神エリアの食材を4品以上使うこと
2. 2回以上、味と食感の変化があること
3. 大自然の恵みが凝縮していること

※秋田県産のねぎは必ず使用するそうです。

海苔やしょうが、豆板醤などを、お好みで加えて食べてください。残りが3分の1くらいになったら、白神地鶏で出汁をとった白神スープをかけて、クッパ風にしてお楽しみください！

スタッフに声をかけると、熱々のスープが運ばれてきます

味変要素がめっちゃありますね～。それでは、いただきます！

まずは卵黄を割って～♪

混ぜ混ぜして～♪

いただきます～♪

んめぇ～♡

とろけるような鶴形牛、歯ごたえの良い豚なんこつ、身が締まった白神地鶏！！まさに能代の”お肉オールスターズ”を味わえる料理です。卵黄で味がまろやかになるのも、最高です！

能代市に来てよかった！！

これだけでも美味しいのですが、味変もできるなんて、なんか豪華ですね～。

一番右は、三種町のまごころ豆板醤

しょうがと豆板醤がアクセントとなり、味が引き締まります！

じゃんごさん、そろそろ白神スープ、いきますか？

お願いします！

旨味たっぷりの白神スープを注いで、さらに味変！

これが最終形態！

ん～♡クッパ風にしたら、より素材の味を感じやすくなりました！白神スープも白神地鶏の出汁が効いてて、おいしいです。

ありがとうございます。この料理、能代市の名物がギュっと詰め込まれているので、外国人観光客にも人気のメニューなんです。

かましメシ、能代市に来た際はぜひ食べておきたい料理ですね。ごちそうさまでした！

「かましメシ」を食べられる場所

「かましメシ」は、能代市をはじめとする、あきた白神エリアの飲食店で提供されています。”食べ比べ旅”をしてみるのも面白いですね！

かましメシ 提供店はこちら

実はこの能代旅で、もう1つの「名物」を食べちゃいました（笑）。能代旅を計画している方は、必見です↓

能代市で見つけた、とっておきのB級グルメ「豚なんこつ」

2023年3月17日

＜取材協力＞※順不同
店舗名：酒食彩宴 粋
住所：能代市東町8-9
電話番号：0185-53-5243

施設名：道の駅美郷
住所：美郷町金沢下館124
電話番号：0182-37-3000