【シミュレーション】もし、秋田にミサイルが落ちたらどうなるのか。

 

枕の横に置いている携帯が鳴る。

この音は悪い意味で聞き慣れていて、条件反射で身の危険を感じることが出来る。

 

同時に防災無線から鳴り響く不快音。

一瞬で「国民保護サイレン」だと理解し、文字通り、飛び起きた私。

すぐさまリモコンに手を伸ばし、テレビをつける。

 

 

「国民保護に関する情報」

見出しが、フォントが、黒い背景が、私を震撼させる。

着弾地点は広範囲で予想されており、私が住む「秋田県」も着弾地点の範囲内。

今までに体感したことのないざわめきが、呼吸を乱す。

 

生まれてはじめて、

本当に死ぬ

と思いました。

 

結局、北朝鮮から放たれたミサイルは、北海道の上空を通り過ぎて太平洋側に落下。

今のところ、けが人や被害の情報はありません(2017.8.29 PM3:00現在)。

 

 

【シミュレーション】もし、秋田にミサイルが落ちたらどうなるのか


今日、防災無線から「国民保護サイレン」が流れた時点で改めて”命の危険”を感じました。

国民保護サイレンとは

ミサイルを含む武力攻撃に対して使用される。「武力攻撃が迫り、又は現に武力攻撃が発生したと認められる地域」に対し、防災無線から流されるもの。

初めて国民保護サイレンを聴いた、という人もいると思います。あのサイレンは昔の日本の「空襲サイレン」と同じ意味を持ちます。すなわち、あなたの命が危ないという事になります。

今回は、本当に秋田県にミサイルが落ちたらどうなるかをシミュレーションしてみたいと思います。(筆者の独断と偏見のシミュレーションになります。)

本日の騒動と同じ時間でシミュレーションを進めていきたいと思います。

 

 

AM5:58 北朝鮮からミサイル発射


 

午前5時58分ごろ、北朝鮮西岸より一発の弾道ミサイルが北東方向に向けて発射されました。 8/29菅義偉官房長官は緊急の記者会見より

ミサイルの発射から2.3分遅れで通知される「全国瞬時警報システム(Jアラート)

Jアラートが作動すると、市町村の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報(国民保護サイレン)が流れるほか、携帯電話にエリアメール・ 緊急速報メールが配信されます。

ミサイル発射に関する知識

  1. Jアラートが鳴り、ミサイルが日本に着弾するまで6~7分程度
  2. 身の安全の確保(頑丈な建物・地下)
  3. 情報収集をする(TV・ラジオ・スマホなど)

 

 

秋田にミサイル着弾まであと7分

Jアラートが鳴り、ミサイルが日本へ着弾するまであと7分。

この限られた時間の中で「身の安全の確保」が最優先です。

とにかく、安全な場所へ!!

核災害で最も大きな被害をもたらすのは爆発時の“閃光”と“衝撃波”です。
広島でもこの2つが20万人を超す死傷者を出したのですから、核災害から生き残るにはこの2つの初期被害をいかに回避するかがポイントです。

 

 

早朝から入れる秋田県の頑丈な建物は?

Jアラートが鳴ったのは午前6時頃。多くの人が、自宅に居たのではないでしょうか?

本日のような場合、自宅で安全確保をしなければなりません。

もし「頑丈な建物」へ非難できたとしても、ガラスが多い場所(衝撃波の被害がある場所)はNG。ガラスだらけのセリオンはもっての他。とにかく、窓のない部屋、トイレ、風呂場、倉庫などに逃げ込みます。公共施設の公民館・避難所の学校などが安全と思われます。

※セリオン:全高143m、展望室(無料)の高さは100m。6,272枚の強化ガラスで囲まれたガラスタワー。秋田の観光スポット。

 

 

早朝から秋田県の地下施設へ逃げ込めるか

秋田の地下施設は、もはや皆無。

そう嘆いては命を落としてしまいます。

大型デパート、駐車場…等々とにかく探せばありますが、7分間で移動できるかがポイントです。

本日のような早朝の場合(早朝・自宅でJアラートが鳴った場合)、地下施設が自宅から数10メートルの距離にあるなら移動したほうがいいです。しかし、建物の間隔に余裕のある秋田では、地下施設への移動はほぼ不可能というか、移動距離もあり、無謀です。自宅での安全確保が無難。

自宅にいる場合、伏せてガラス片が突き刺さる面積を最小限にするのが重要です。

 

情報収集について

本日筆者は、携帯に速報が流れたと同時にTVを付け「どこに落ちるか」「どのような状況か」を把握していました(なすすべなし)。筆者的にTVに釘づけになることが1番危険だと思いました。【携帯のJアラートに速報が来る→すぐに身の安全の確保する】がベストだと思いました。

 

 

AM06:05 自衛隊・軍の迎撃が失敗したら


ミサイルの防衛手段として「イージス艦」と「PAC-3」の2つがあります。

ミサイルが日本に着弾予想された時、第一の砦としてイージス艦が迎撃対応します。北朝鮮のミサイルにイージス艦のミサイルをぶつけるイメージです。

もし、イージス艦の迎撃が失敗した場合、第二の砦(最後の砦)としてPAC-3が迎撃対応を行います。

「PAC-3はミサイルを目視できる距離で迎撃する」と池上彰さんが言っていましいた。なのでPAC-3は着弾の数秒前に迎撃ミサイルを発射することになります。迎撃したら、二次被害(ミサイルの破片&放射能)に注意。迎撃失敗なら、着弾です…

核爆弾の威力は、千代田区のほぼ全域と港区の半分、新宿区、中央区の一部が〈一瞬にして壊滅し、約十万人が核爆発直後に死亡する。さらに火事や強い放射線被曝、酸素欠乏などにより、約三十二万人が三十日以内に命を落とす

実際、広島では爆発地点から170メートルしか離れていない鉄筋コンクリート建物の地下1階に居たため助かった人がいます。また、半径500メートル以内では78名が生き残っていました。

 

 

AM06:10 着弾と多くの犠牲者


イージス艦・PAC-3の迎撃が失敗したとします。

Jアラートが流れてからおよそ7分程度。

 

■爆風での破壊半径は約11km
(広島の時は約3km)

■熱線被害は半径約12km

その後の、

■放射線被害が致命的な場合で半径約2400m

■放射線障害が発生する場合で半径約2600m

幕末維新風雲伝より

 

被害の予想は広島・長崎の時とは比べ物にらならい程絶大。

もし、【秋田駅】が着弾の中心点なら【御所野のイオン】までもが爆風・熱線被害エリアに含まれます。

秋田市の人口は約31万人。それこそ、秋田駅周辺にミサイルが着弾するとしたら被害は….。想像したくありませんね。




もし、秋田にミサイルが落ちたらどうなる


本日の騒動とあわせてシミュレーションしてきました。

今までの流れをまとめます。

 


ミサイルが落ちる前に出来ること

  • Jアラートが鳴り、ミサイルが日本に着弾するまで6~7分程度
  • テレビをずっとみない(非難する)
  • 身の安全の確保(頑丈な建物・地下へ移動)
  • 自宅の場合、伏せてガラス片が突き刺さる面積を最小限にする
  • 情報収集(TV・ラジオ・スマホなど)

 

秋田にミサイルが落ちた時の被害

  • 秋田駅が着弾点なら御所野イオンまで被害エリア
  • 閃光・衝撃波(爆風)の範囲は10km以上
  • 放射線の被害エリアは2km以上
  • 着弾付近の建物は崩壊の可能性あり
  • すぐに救出されない&できない

 

ミサイルが落ちた後にすること

  • 数時間・数日間外にでない(放射線量減を待つ)
  • 核爆発の直後には雨が降る(放射能を含んでいる黒い雨)
  • 黒い雨には絶対にぬれてはいけない
  • 外へ避難する際には放射能を体内に取り込まない
  • 肌の露出を抑え、口にはマスクか布を当てる
  • 雨合羽を着用(数日間は雨も危険)

 

もし、大好きな地元・秋田にミサイルが落ちたら…なんて想像するのは非常に心苦しいです。

 

今日、本当にミサイルが落ちてたら。

 

秋田の為に、生きるために伝えたかったので書きました。

 

じゃんごブログ編集長より

2 件のコメント

  • 大変貴重な見解ありがとうございました。非常に役立ちました。最近毎日恐怖に震えております。秋田市の避難場所や少しでも安全な場所などの情報が皆無と言っていいほどウェブに載っていません。どこかいいとこありませんかね。

  • やはり地下が一番安全なのでは?と私は思います。最近では地下シェルターの受注が多いようですし。

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