どうもです。
秋田ブロガー・ライター・YouTuberの
じゃんごブログ編集長です。
2019年3月21日に行われた秋田公立美術大学の卒業式で、学生代表の謝辞から地上イージス配備計画に触れる部分が大学の要請で削除されたというニュースがありました。
この問題について大学は翌日に「まずかった」と非を認めているようです。
今回は秋田美大の謝辞についてネットの反応をまとめていきたいと思います。
大炎上!?秋田美大の謝辞(イージス削除)についてネットの反応は?
謝辞で削除された部分

大学側が削除したのは、秋田公立美術大学に近い陸上自衛隊新屋演習場への配備計画に触れて「平和な生活を過ごせるように願う」と述べようとした部分。
謝辞の原稿を見た学生課長の指示により、学生は削除を受け入れたそうです。
この一連のニュースを地元新聞の秋田魁新報社が公開したところ、ネットで話題をよんでいます。
- 「まずかった」美大側、非認める 卒業式謝辞のイージス削除:秋田魁新報【電子版】より
イージス・アショア配備計画の現状は?

秋田公立美術大学の謝辞で話題となった「イージス・アショア配備計画」の現状をまとめます。
防衛省は平成30年6月1日に、政府が導入を目指しているイージス・アショアについて、陸上自衛隊の新屋演習場(秋田市)、むつみ演習場(山口県萩市)を最適候補地に選定しています。
イージス・アショア導入において、候補地である秋田市新屋地区の視察・調査・説明会などが進められていますが、住民や秋田県(市)への説明などが不透明なままなのは事実です。
イージス・アショア配備計画が進んでいくにあたり、秋田市ではイージス・アショアに関する情報を公開しています(現状・進行状況が確認できるようになっています)。
ネットの反応

今回の秋田公立美術大学の謝辞が一部削除されたニュースをうけ、ネットでは様々なコメントが見受けられました(一部編集)
- 卒業生代表といえばその大学で最も努力した、教員も認める人物。今回の謝辞は「個人的意見」ではなく「公論」と捉えなければならない。
- 平和を求める学生の主張を抑制…大学で広がっている「モノ言わせぬ」空気化が薄気味悪い
- 学校が言わせたいことを押し付けて言わせる答辞や謝辞なんて
- それとも「平和について語ってはいけないまちづくり」をしろと言うのか?
- 「まずかった」と間違いを認めるのはいいことだよね。
- もうアホな政治に忖度するの、やめませんか? 大人の忖度はただの保身だって、みんな分かってるよ。
- イージス・アショア配備は地元の話で、大学も当事者の一つ(一人)。意見表明を取り止める理由は全くない
- 謝辞でイージスに触れようとした若い美大生の勇気に拍手を贈りたい。
ネットの反応を見ていると「大学側への批判コメント」「学生を支持するコメント」が目立ちます。
大学側はなぜイージス・アショアに関する部分を削除したのかという点、学生が勇気をだしてイージスに触れた点が、このニュースをホットにさせているのだと感じます。
まとめ
今回は秋田美大の謝辞についてネットの反応についてまとめました。
イージス・アショアに関する情報は秋田市が公開しています。これからも注目していきましょう!
他の卒業生がスーツや袴で参加しているのに、真っ赤なパーカーという普段着で卒業式に臨んでいる姿を見て少し変わったことをしたい学生さんのように見受けられました。アーティストを気取るのと非常識は別問題です。学校は政治活動の場ではありませんから、このような発言はそぐわないと思います。主義主張は自由ですが、美大に政治色をつけないでいただきたいです。
調べましたが、どう触れたのかが今一分かりませんでした。
平和のために「必要」というのか「不要」というのかで、内容が変わりはしますが、そもそも強制的に削除されたのならともなく、削除に応じたというのがおかしいような…。